‐物語集・六‐

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[190]nagato

09/03 10:16

＜喧嘩＞
明日香「で？どうするわけ？帰る？戦う？手を出すなって言われてるけど、あなた達を死ぬ寸前までなら出来るんじゃあないかしらねぇ？」
(血まみれになった顔を、嬉しそうに笑ませて龍田のような話し方で脅していく)
大将「わ、我々は本当に何も知らないんだ！し、死にたくないから言ってるんじゃあない！本当だ、信じてくれ！！」
明日香「へぇ？・・・誰に命令されて来たのかしらねぇ？」
大将「じょ、上層部、軍の上層部だ！現在はさはらはるにも滞在しているんだ！」
明日香「それじゃあね、上司に伝えて、今すぐ。通信機位持ってるんでしょう？」
大将「わ、わかった・・・言われたとおりにする・・・。」
(通信機を取り出し、連絡する)
明日香「この通信機はどの上層部に繋がってるのかしらね？」
大将「さ、さはらはるの部隊とは別働隊、この場所を制圧するための戦力を集めている場所だ、だから、さはらはるには伝わらないようになっている・・・！」
(通信機、繋がる)
上層部幹部『どうした、通信は占拠してからと聞いていたが・・・おい、聞いているのか？』
明日香「ええ聞いているわ。お前の部下が全部話してくれたけど、お前はどうするかしらね？今からそっち行って虐殺してもいいのよ？生きていることを後悔するくらい惨めに、恐怖するくらいにね？」
上層部幹部『貴様は誰だ、その場所に女を送りつけた覚えはないが？』
明日香「質問に質問で返すな。お前、その少ない脳みそで無い知恵使って考えろ。学校で何を習って来たの？質問は質問で返しなさいと国語の教科書に書いてあったかな？」
上層部幹部『・・・まさか、まさか貴様？』
明日香「で？私の質問の答えをまだ聞いてないんだけど。この孤児院、これ以上に手を出すと言うならお前達が日本だろうと私は全力で滅ぼしてあげるけどねぇ？」
大将「こ、これは脅しではないんです！彼女は本気で言ってます！！これ以上のこの場所の追撃は金輪際不可能です！！」
上層部幹部『何！貴様、恥を・・・』
明日香「恥を知れ俗物！！自分の欲と権限を欲しいがままにするだけの無能共！！自分の命も張れないで踏ん反り返るだけのゴミが威張ってるんじゃあねえぞ！！」
上層部幹部『・・・・・・ッ！！』
長門(・・・自分の命を張る、か。)
明日香「誰が今まで命を張って戦地を巡った！？誰が傷ついた！？それを誰が癒した！？お前らじゃない事は確かだろうよ！お前らは自分の欲をその戦地で傷ついて休む暇も与えずに犯したんだろう！？誰かのように手を取り合い、傷ついた者を癒し、時には自分すらも命を懸けて戦う家族を守る、そんな甘っちょろい、けれど正しい正義を共に歩んだか！？嘘をつくなら誰にでも出来るんだよ！！」
上層部幹部『・・・・・・』
明日香「お前等上層部は「欲」に支配されているのだろう。私がこれから殺そうとするお前達は、正義の意味も、存在する意義もわからぬ連中だ。私は殺せる、微塵の躊躇も無く、一片の後悔も無く、そしてこの世界に産まれてきたことを後悔するほどに鏖殺（おうさつ）できる。何故なら私はこの世界には亡い者だからだ。ではお前達はどうだ？この場所を進行するのを止めるか？諦めるか？銃は私が構え、照準も私が定める。弾を弾装に入れ安全装置も私が外す。だが、その弾丸を放ち、自分を殺すのはお前の決意だ。さあどうする？」
上層部幹部『・・・・・・』
明日香「どんな答えを考えて時間を稼いでいるのかは知らないけどねぇ、これだけは言っておくわ。」
上層部幹部『？』
明日香「進行、それも国内で、そんな外道な行動をする組織だし、誰かさんの秘密も情報も隠している、自分の為なら生半可なことも辞さない。そんな連中なのは確かでしょう。でもね、こちとらあからさまにケンカ売られて黙って居られるほどお人よしじゃあねえんだよ。」
上層部幹部『け、喧嘩だと！？貴様に喧嘩など・・・』
明日香「一将を汚い方法で連れて行った裏は取れてるんだよ、今更しらを切るな。それに此奴らは冨塚崇史大佐の情報を知らずに情報を知り得る者を抹殺するとかほざいてるし。舐めてんのか？」
上層部幹部『そ、それは・・・！！』
明日香「意地も張れない、そんなへなちょこな戦いなんてこっちから願い下げだ馬鹿野郎。はやく答えを寄越せ。こちらへの進行か、お前達の死か、どちらか選べ。拒否権などない。」
上層部幹部『・・・・・・』
明日香「さあ、早くしろ、簡単だ。お前達の死が早くなるか、それとも助かるか、だ。だがね、死を選択するならダメ押しをしておいてやる。」
上層部幹部『な、なんだ・・・！？』
明日香「死を選ぶというならお前達が死んでも殺してやる。死ぬまでな。その生きざまが、プライドが、そしてその欲が死ぬまで。大丈夫だ、肉体が滅んでも魂は生きている。だが、その魂が死ぬまで私はお前達を殺し続けてやる。彼を引き裂き、死を与えた作戦を考えたお前達の脳を、大脳をかき乱し、来世でも、その先でも、地獄でも生ぬるい後悔と絶望をくれてやる。つまり、欠片も残さない。さあどうする。」
上層部幹部『撤退する。今後二度と、天地天命に近い侵略行為は起こさない、そしてその者を傷つけない。』
明日香「さはらはるの連中にも伝えなさい。・・・全力で、完膚なきまでに叩き潰して勝ってやる、とね。」
(通信は返答なく切れる。通信機を対象に投げつける)
大将「う、っ」
明日香「そのガキ連れて帰れ。一目でも見かけたら、わかってるわね？」
(明日香、少将の方には向かず、顔だけその方向に小さく動かす。少将、怯えてしまって動けない状態。)
大将「わ、悪かった、じゃ、じゃあ・・・これで・・・！」
(大将、少将と共に逃げるように帰って行った・・・。)

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[189]畝傍◆0wPxleoBgw

09/02 22:04

>>187続き
ラ號が分離しようとしていると…。

武蔵
ラ號、分離待て！。
奇羅艦隊の動きを見る！。

ラ號
えぇ～～～～

。

武蔵
どうせヤるなら皆で徹底的にな

。奇羅に地獄を見せてやろう

。
味方と合流する

！。

武蔵は御織皇帝に艦隊の派遣を依頼。帰還中の近衛艦隊は進路を変更。

奇羅
畝傍を殺ったぞ

！。
ん？先に捉えた艦隊が接近中

？。
よし！ショートランド殲滅の前祝いに血祭りに上げてやるわ

。

武蔵
財前提督艦隊が前、後は我等。挟み撃ちにしてくれる

。

数時間後……。

畝傍
ん( -_・)?…。

武蔵
長官

。眼が覚めたか？

。

畝傍
そうか……御前がずっと……。大和とはまた違った安心感があった

。
もう大丈夫だ

。
(一定時間があれば「活ける金属」により本体の装甲巡洋艦は復活する。同然、船魂も

)
武蔵……ありがとうな

（*⌒３⌒*）。

武蔵
！

。長官！先ずは奴等を

。

次回「奇羅艦隊成敗」へ続く。

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[188]たわし

09/02 21:38

>>185〔斑鳩優編〕

・優提督に差し入れ

優は書類を黙読しながら
内容を覚える事に集中していた

その頃､瑞穂は食堂に向かい
厨房へお邪魔する…

【瑞穂】斑鳩
あの～…すみません…
ご飯を少し頂きたいのですが…

【秋月】雛
あれ？何方ですか？

【大淀】芽生
おや？瑞穂さん！どうしたの？

【瑞穂】斑鳩
実は…優提督に食事を差し入れ
しようと思いまして…

【大淀】芽生
そう…なら皆で作りましょう

【秋月】雛
えっ

いいんですか？

【大淀】芽生
大丈夫！

後でまた用意するわ

【潮】雛
では､私も手伝います

【瑞穂】斑鳩
有り難う御座います

潮ちゃん！宜しくお願いします

そして…

【潮】雛
中身は何がいいです？

【瑞穂】斑鳩
昆布､鰹節､梅､明太子…
で､宜しいでしょうか？

【秋月】雛
優提督は沢山食べます？

【大淀】芽生
食べるわよ

体型の割にはねぇ…

【潮】雛
何だか…ピクニックに
行くみたいですね♪

【瑞穂】斑鳩
ピクニックですか…

一度は行ってみたいですね

【大淀】芽生
優提督にお願いしてみたら？

【潮】雛
いいなぁ～♪
私もピクニックに行きたいな…

【大淀】芽生
潮ちゃん！雛提督にお願い
すれば考えてくれるかも
しれないわよ

【秋月】雛
では…私がお願いします！

【瑞穂】斑鳩
うふふふふ♪

【大淀】芽生
秋月さんがお願いする何て

まぁ…その方が雛提督も喜んで
くれるかもしれないわね♪

そんな会話をしながら

を作る瑞穂と芽生達だった

続く

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[187]畝傍◆0wPxleoBgw

09/02 21:33

>>184続き
「飛行戦艦武蔵」は一路畝傍の元へ。

ラ號
武蔵姉様、長官の姿が

！。

武蔵
まだ大丈夫だ

。潜れ！。

畝傍を狙い撃ちするために集中している奇羅艦隊の遥か手前で着水し潜航する。
波動防壁にはステルス機能もあり、奇羅艦隊の電探には「飛行戦艦武蔵」が大きめの鳥にしか映らなかった。

武蔵
長官…ご無事で！今、武蔵が参ります

。

やがて海底の畝傍と合流し融合した。

武蔵(艦橋に上がる)
長官

！。こんなに大破して

。

畝傍
…？…武蔵…来てくれたか

…。スマンな。

武蔵
もう大丈夫だ

。安心して休んでくれ

。
(ひしと畝傍を抱き締める)

畝傍
…海底は寒いからイヤだ

。…あぁ…温いな

…。

ラ號
長官

！。

武蔵
長官は休まれてるだけだ

。

ラ號
良かった

。じゃあ、↑の奴等に思い知らせてやろう

。

武蔵
あぁ。私達の長官を痛ぶった奴等に報いを

。
ラ號、先ずは鈍ガメ共を喰らい尽くせ

！。

ラ號
(^-^ゞ。さぁ～暴れるぞぉーー

。
続く。

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[186]ステラスキー◆BPxI0ldYJ.

09/01 21:31

>>179
初春:わらわ達が向かう海域の近傍は、先日ビスマルクどのの艦隊が深海棲艦の艦隊と遭遇した海域に近い。
気を引き締めてまいれ。良いな？

｢｢｢了解

∠(｀-´)｣｣｣

龍驤:総旗艦どの

偵察機は出さんでえぇのん？
初春:……

その呼び方、何だかこそばゆいのぅ

龍驤:総旗艦どの～～

初春:えぇい

止めんか

大鳳:龍驤さん

日本武尊:はぁ～～～～

大鳳、信濃。偵察機を発艦させて

信濃:偵察機は、双発のレシプロ機なんですね？
大鳳:はい

早期警戒機としても使える、星電です

直ちに発艦させましょう

って、龍驤さん

早く星電を発艦させて下さいよ

龍驤:何やも～～

せっかく初春はんをイジれるチャンスやのに

初春:おぬし、後で覚悟しておれよ……

あきつ丸:海軍があれでは、先が思いやられるでありますな？神州丸先輩

神州丸:だからと言って、我々が油断しては禁物でありますよ？あきつ丸。

深雪:……っ

雪風:どうしたの？深雪さん？
深雪:いや

あたしさ、戦争が始まる前に、沈んじゃったじゃん？
だからこうやって、皆で艦隊を組んで海を往くなんて、嬉しくてさ

つい、涙が

雪風:深雪さん……。

やがて、

大鳳:星電、タ２号機より入電

｢我レ、敵艦隊見ユ。編成ハ、以下ノ通リ。｣

……………………………………。

初春:編成は、

タ級戦艦:４
ヲ級空母:５
ツ級軽巡洋艦:２
ト級軽巡洋艦:５
リ級重巡洋艦:６
駆逐艦:30以上

圧倒的に向こうが上じゃのう。
大鳳:このままの進路を取れば、あと30分程で会敵します

富嶽:どうしますか？
日本武尊:初春さん

遠征艦隊を率いて、すぐに離脱して下さい

敵はこちらが引き受けます

信濃:え

皆さんだけで、大丈夫なんですか

初春:心配無用じゃ。
あやつらは百戦錬磨の艦娘たちじゃ。
深雪どの。武尊たちの戦いぶり、その目でしかと見ておくんじゃぞ？
深雪:がってん

続く。

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[185]たわし

09/01 00:11

>>181〔斑鳩優編〕

・父上の書類

優は雛提督の申し出を受け
父上の詳細を知るす書類を
資料室で探す事にしたが
肝心な保管場所が分からず
難航している…

【優】斑鳩
しかし…雛提督…
これだけの資料を
よく保管出来ましたね…

【涼月】雛
前任の提督さんも厳重に
管理していましたので
思いも寄らぬ資料もあるかと…

【鈴谷】雛
わぁ

【熊野】雛
どうしたのです

鈴谷さん？

【瑞穂】斑鳩
これは…虫の脱け殻ですね…

【鈴谷】雛
ふぅ

びっくりした

【村雨】雛
鈴谷さん…気を付けて下さい…

【鈴谷】雛
はいはい

探し始めて､一時間後…

【瑞穂】斑鳩
もしかして､これでしょうか？

【涼月】雛
瑞穂さん！間違いありません

これを暗記して捜索に
あたって下さい｡

【優】斑鳩
有り難う御座います

では､早速お借りして
覚える事にします

優と瑞穂は資料室に残り
涼月提督と村雨､鈴谷､熊野は
資料室を後にした…

【瑞穂】斑鳩
優提督…どうですか？

【優】斑鳩
資料によると､雛提督の父上
磯男提督は我魔中将と共に
(当時はまだ元帥ではない｡)
諸上の任務を遂行し
無難に成功していたが…
我魔の一言が提督の行く末を
変える事となった…と

記されているな…

どうやら完読する迄
缶詰になりそうだな

【瑞穂】斑鳩
何か､食事をお持ちしましょう

【優】斑鳩
瑞穂､宜しく頼む

優は資料を読み返し出来るだけ
覚える事にし､今後の任務に
役立てる事にした…

続く

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[184]畝傍◆0wPxleoBgw

09/01 00:09

>>177続き
「海軍甲事件、再び？」
御織近衛艦隊と別れ畝傍は護衛も無く独航中。

畝傍
「瞬間物質移送機」で帰っても良かったが

。
あれは…年寄りにはチトしんどい

。ボチボチ帰るか

。
キラリだかキラだ知らんが、武蔵や財前提督の者が、よもや遅れを取ることはあるまい

。

しかし…。

奇羅
！あれは…畝傍の

！。見つけたぞ

。
不審な電波の解読は

なれど

…調べてみたら、ビンゴ！しかも独航中！まさにチャンスだ

。
奴を仕留めろ！！。首級(首)を上げろ

！。

一方……。

武蔵
姉様……電文を打ちすぎだ

。解読は出来ない筈だが…不味いな

。
ん？……長官が独航中だと

？(武蔵は畝傍の位置を感覚で捉える事が出来るのだ)
姉さんは何していた

！。

日進：財前提督
敵艦隊が進路を北へ！。
速度上げました

。

武蔵
何？まさか……イカン！奴等は長官を

！。

ラ號
ここからでは間に合わないよ

！。

武蔵
間に合わせろ

！。長官が危ない

！。

ラ號
分かった！合体しよう！。

武蔵
よし！「飛行戦艦武蔵」で駆け付ける

！。
財前提督の艦は後から来てくれ

。
摩耶さん、願います！。

摩耶：財前提督
了解！。

ラ號と融合した武蔵は畝傍の元へ。

奇羅艦隊は先ずは定石通り、大編隊の航空攻撃を仕掛けて来る。

畝傍
ふ～ん…

。ま、そう来るだろうな

。
ならば「盆踊り」にて凌ぐか

。
腑抜けの空襲など、早々当たるものではない

。

しかし…旧式艦の悲しさで速度が…

。
忽ち至近弾に囲まれ幾つかは直撃

。

畝傍
ムウ…当てただと

。
波動防壁はもつのか

？。
大和はショートランドの護りだから呼べん…ならば凌いだるわ！河内もんを嘗めんな

！。
潜航！。

しかし潜れば速度は落ち、更に敵は対潜弾を投入し追い詰める。
活ける溶岩と金属にも限界はある。(一定時間がないと復活しないのだ。限界を越えれば同然…。

畝傍
波動防壁も限界か…

。
推進機を止めろ！残りの燃料を防壁に回せ

。
ま、定めかの

。

動きを止めた海中の畝傍に止めを刺すべく奇羅の艦隊が肉迫して来る。

武蔵
まだか

？まだ着かないのか

？。
間に合ぇーー

！。
続く。

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[183]一将◆UBn5Ujw3LA

08/31 23:19

《日誌の一文》

明日香さんは間違いなく自らを含め破壊、やり直しをはかりまるで竜巻のように巻き込み0に返すだろう

しかし、それには明日香さんを信じる艦娘まで犠牲になる

止めるすべは無い。僕は無力だ....

どう考えても甚大な被害が出てしまう。

僕には時間がない。

可能性はぼくには親はもう亡い

なら愛する飛龍を、艦隊を裏切りあの忌まわしき作戦を僕の一族の責任とすることだ

幸い僕以外はもう誰もいない

明日香さんや艦隊の思い出を裏切るが

恒久な艦娘や世界への平和を考えるならこれが一番いい

そのためなら明日香さんになら引き裂かれ無惨に殺されても構わない

喜んでこの身を命を祭壇に捧げよう

だが解決できない問題がある

明日香さんに残した以外の全ての資材や財産、コネを使ってもギリギリで間に合わない

あの計画がもう三日、いや２日早く気付けていれば間に合った

皮肉だ、命を救いたくて医師になり軍医にったのにも関わらず僕は艦娘に命を奪う命令を下し、親友やその艦娘すら救えなかった

最期の審判に僕は何と言えばいい？

もし神々がいるなら僕自信に対する苦しみや痛み、ひいては死に方すら受け入れる。死後の魂すら永遠に業火に焼かれ続けても構わない

だからどうか、彼女とその艦隊を。僕の艦隊だけは一隻でもいいから救って欲しい

....願わくば僕の死後に蒔いた種が芽吹き、成長し長い年月をかけ大樹になり実を結び永久になりますように

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[182]一将◆UBn5Ujw3LA

08/31 22:29

番外編サハラ航空戦隊教育連隊

通称サハラ教航連隊

基地航空にて基礎知識を身に付けハンガーにて専用機を受理
専用機にて地上で起動させぬまま無線のみの座学

そして、離陸と着陸訓練

インメルマンターンスプリットS　バレルロール訓練

そして最終過程ヘルイヤーに入る
葛城龍鳳瑞鳳祥鳳千歳飛鷹に乗艦し実戦による一年を生き延びなければならない

青葉「青葉です、おはようございますと言ってもまだ朝？の4時でまだ暗いです。今回は最終過程にいるサハラの第一航空戦翔鶴瑞鶴大鳳乗艦を目指す荒鷲の雛が乗る葛城に乗艦しています。その格納庫ですどんなパイロットなのか？それはですね」

1絶対な志願者
2命より大局を優先できる
3我という字無し
4絶望こそ燃え上がれる
5失うのは命だけ

青葉「以上を全て満たしたスペシャルエースの卵ですが、悲しいことに現サハラ第一航空戦隊からみたら的にすぎないんですね。この訓練すら目をつむっても出来るレジェンドというかモンスターですよ！そして今は出撃前なのです！」

葛城「いい、敵に会う前にエンジン不良なんかで落ちることになったら突っ込んで帰ってくるんじゃない！止まったら自力で回して戦い抜け！」

青葉「...いきなり厳しい指示が聞こえました。ここはバシー近海ですので正規空母は運が悪くないかぎりは遭遇しなくても戦艦は多々目撃されています」

話している間にもパイロット達は機体に乗り込みエレベーターで上げられていく。

青葉「まだ上がらないパイロットにインタビューをしようと思います！あれは流星ですね！恐縮です！青葉です！インタビューいいですか！」

パイロット「手短に願います」

深紅のマフラーを巻き念入りにチェックしていた

青葉「敵はなんですか？部隊は？」

パイロット「当りを引いたらしい。戦艦1重巡2輸送船3だ」

青葉「あ、当りですね。恐くないんですか？死の花火に突っ込むんですよ！？」

パイロット「だからなんだ？第一部隊になれば地獄に行くんだ。これくらいまだまだ予行練習だ。」

青葉「帰る家や待ち人は？」

パイロット「...みんな燃えちまったよ。だから深海はみんな殺す。帰る家は今は『葛城』さ」

そう言って彼もエレベーターから甲板に上がり出撃。葛城隊を戦闘に雷撃部隊が攻撃し多数が墜落。彼も未帰艦と消えました

青葉「沢山殺られましたね...」

葛城「他も似たようなものよ。爆撃部隊も殺られたわ。だから大半が蒼龍さんすら乗れぬまま散って、一握りが残ってそこから更に少数だけが栄光のサハラの第一航空戦隊に入るの。大半は軽空母部隊として終えるわ。」

そういう葛城の顔は悲しそうだったが皆が戻ってくればそんな、顔を止め気持ちを殺す

葛城「大戦果よ。敵を壊滅させ、皆の勇敢さも伝わってきたわ。これからも先陣を切ることを期待してるわ」

パイロット「第一空！」

第一空、第一航空戦隊の略。彼らのはい、変わりの返事です。一年後、彼らの何人が助かり、選抜試験を潜り抜けそして第一航空戦隊による養成訓練を得て慣れるのか

翼を拡げ上に飛翔する鶴を胸に刺繍されるのが出るのでしょうか。

翔鶴さんによると仮に100人が来ても選抜試験で七割が大抵落第。三割の内に２割強が戦死又は落第。0.数パーセントが晴れて新人としてなるらしいのです

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[181]たわし

08/31 22:20

>>178〔斑鳩優編〕

・極秘任務

優は金剛達､扶桑達の労いを
受けた後､瑞穂と共に
涼月提督の元へ向かい
案内された部屋へ…

その後をこっそりと追う
三人の艦娘達が…

【鈴谷】雛
村雨…本当に雛提督が？

【村雨】雛
間違いないわ！

優提督を誘って遂に…

【熊野】雛
待って下さい！そうなると
私達の立場は…

【村雨】雛
何としても！優提督との
交際は阻止しないと

と勘違いしている三人を後目に

《資料室》

【涼月】雛
確か…この部屋になおしたと
秘書艦が言っていたのですが

【優】斑鳩
涼月提督…
俺に頼みたい事とは？

【涼月】雛
実は…私､個人の事で…

他の提督や艦娘達にお願い
しても良かったのですが…
中々､時間や都合が取れなくて
駄目元で申し訳ないと
解ってますけど…
どうしても居なくなった理由を
知りたいと思いまして…

優提督！私の父上を
探して頂けないでしょうか？

【優】斑鳩
雛提督の父上を？

【瑞穂】斑鳩
雛提督のお父様とは？

【涼月】雛
私の尊敬する方です！

それよりも…
書類を見付けないと…

【優】斑鳩
(ん～