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>>199 レジ袋有料化は義務ではない。単なる「強い推奨」にすぎなかった、政府が答弁 今年1月、東証2部上場のレジ袋メーカーの大手「スーパーバッグ」が、24日から希望退職者の募集を始めると発表した。2020年7月より実施されたレジ袋の有料化にともなう経営が悪化が大きな要因となったようだ。しかし、憲政史研究家の倉山満氏によれば「そもそも、レジ袋有料化は義務ではなかった」のだという。一体どういうことだろうかーー?(以下、倉山満氏による寄稿) レジ袋有料化は義務ではなかった 2020年7月1日よりレジ袋有料義務化! 当時の小泉進次郎環境大臣が大々的にキャンペーンしたのを、多くの方が覚えているだろう。 事実、コンビニその他ほとんどの店で、「レジ袋有料ですけど、いりますか?」と聞かれるようになった。ただし、一部のお店では今まで通り無料配布してくれる。不思議に思った方も少なくないだろう。 そして一部の店では、「我々は環境に配慮したレジ袋を売っています!」と、大々的に宣伝している。 しかし、「レジ袋有料化は義務ではなかった」と聞くと驚かれるだろうか。先日の国会で、政府がそれを認め、正しく広報すると答弁したので、ここに一部始終をお伝えする。 https://nikkan-spa.jp/1824369 レジ袋有料化は単なる「強い推奨」にすぎなかった 話を戻す。法律でやると憲法違反になることが、なぜ省令で可能となったのか。 理由は三つ。一つは、憲法22条自身が定める、公共の福祉。公共の福祉とは、「みんなの為」と言う意味。憲法で自由は保障するけれども、「みんなのため」には制約されることもある。今回の場合だと、環境問題の為には、営業の自由は制約されうる。 二つは、手続き。先に説明した、法律に根拠を持つ「指導、助言〜」以下の詳細な手続きを経てから罰金なので、役所が勝手に権利を制約している訳ではない。 ここまでの理由付けは、苦しい。結局、選挙で選ばれた国会議員が作る法律を経ることなく、突如として役所が国民の権利を制約している。 決定的なのは三つめだ。すべてのレジ袋の有料化を義務化しているのではなく、例外規定があることだ。環境に悪くないレジ袋は、無料で配布していい。 なんのことはない。レジ袋有料化は義務でも何でもない。単なる「強い推奨」にすぎなかったのだ。 それを「環境問題を解決したい」との宗教的信念にも似た人たちの思いが暴走し、「義務化」と言い切り、暴走したのだ。 (一部抜粋) https://nikkan-spa.jp/1824369 竹中平蔵氏、レジ袋の値段「1枚1000円にすべき!」 https://sn-jp.com/archives/77145
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