百人一首 Booth



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【六番/中納言(大伴)家持(チュウナゴン(オオトモノ)ヤカモチ)】



鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける
かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける

【現代訳】

かささぎが渡したという天上の橋のように見える宮中の階段であるが、その上に降りた真っ白い霜を見ると、夜も随分と更けたのだな。
[95]

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【七番/阿倍仲麻呂(アベノナカマロ)】



天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも

【現代訳】

大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。ああ、本当に恋しいことだ。
[94]

管理人◆UBRCVB4AUw

【八番/喜撰法師(キセンホウシ)】



わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり
わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり

【現代訳】

私の草庵は都の東南にあって、そこで静かにくらしている。しかし世間の人たちは私が世の中から隠れこの宇治の山に住んでいるのだと噂しているようだ。
[93]

管理人◆UBRCVB4AUw

【九番/小野小町(オノノコマチ)】



花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに
はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに

【現代訳】

花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めいるうちにわたしの美しさも、その花の色のように、こんなにも褪せてしまいました。
[92]

管理人◆UBRCVB4AUw

【十番/蝉丸(セミマル)】



これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関
これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき

【現代訳】

これがあの有名な、東国へ下って行く人も都へ帰る人も、ここで別れてはまたここで会い、知っている人も知らない人も、またここで出会うという逢坂の関なのだな。
[91]

管理人◆UBRCVB4AUw


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