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[592]hyu-i
emoji[clock]06/24 00:49
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第6話


もうひとつの部屋…そこには様々な武器が置いてあった。

ナナ「うわぁ…」

目を惹かれる。腕の長さの剣から自分の身の丈の長さのある剣、鉄や骨の塊のようなもの、槍、銃だかやりだかわからないもの、銃や弓など無造作に、ところ狭しと置かれていた。

シキ「そこにある細長い剣があるだろう。”太刀”といってな。我輩が世界に広めていったのだ。すごいだろう。ヌハハハハ

ナナ(そんな自慢されても…それにしてもすごい種類…)

シキ「ここから一つ好きな武器をやろう。どれがいい?」

ナナ「えぇっいいんですか

シキ「ハンターになる先行投資だ。ありがたく思え」

ナナ「ありがとうございます

深々と頭を下げるナナ。堂々と腕を組み仁王立ちをする教官。笑っている。

シキ「ヌハハハハふむ。しかし、その武器を一生使うかも知れん。慎重に選ぶように。」

もう一度部屋を見渡す。

ナナ(なんだろう。この子が呼んでいるような気がする…)
「………これがいいです」

手に取ったのは弓だった。

シキ「ヌハハハハ弓か。貴様の細腕にはその武器がちょうどいいだろう。しかし、本当にその武器でいいのか?」

ナナ(ムカッ。どうでもいいでしょ!!)
「はい。なんかこの子が呼んでた気がしたので…」

シキ「わかった。では武器を持って先ほどの部屋に戻るぞ。細かい説明をしよう。矢筒を忘れるなよ。」

ナナ「あっ、待ってください!!」

スタスタと武器庫を後にする教官。

こうしてナナの相棒が決まったのだ


第6話終了
>>593


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