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>>879 「………話をしよう」 先日購入したPS3ソフト「エルシャダイ」、とりあえず一通りエンディングまで終わらせました。 ジャンルとしては一応アクションゲームに分類されますが、ゲーム的な部分は率直に言って凡庸です。 フィールド上に配置された各種ギミックを駆使し、あるいはトラップを避け、時折現れる敵キャラを3種の武器を使い分けながら倒し進む…… スーパーマリオだの魔界村だのトゥームレイダーだの、似たようなタイトルは簡単に思い浮かびます。 普通ならあっさり飽きてしまいそうな凡庸なゲームを最後まで遊ばせた要因は、何と言ってもそれを表現するCG描画。 これは画質の劣化した動画ではなく店頭デモ等の実物を是非ともご覧いただきたいと思います、まるで水彩画が自在に動き回っているような描写は、それがコンピュータ上で作られたものとはにわかに信じ難いほどです。 水彩ばかりでなく、水墨画、アクリル画、アニメ調など、ストーリーを進めれば多彩な技法をプレイヤーは目にすることになります。 「美しい」とも呼び得る視覚表現のもとに綴られるのは、旧約聖書の一節から着想を得たとされる荘厳な物語。 「そんな装備で大丈夫か?」 「大丈夫だ、問題ない」 ゲームを始めると最初に難易度の設定があり、イージーとノーマルの2つから選択できます。 ゲーマーたらんとする私は普段ゲームをやる時に「イージーなんざノーサンキューだ!」と思っており、最初にプレイする時はやはりノーマルを選択しました。 ストーリーが進めば徐々に難易度は上昇します。それを乗り越えること、上達することに喜びを見出だすのがゲームの醍醐味ですが、エルシャダイの場合は違いました。 美しい世界観とストーリーに夢中になり、早くその結末を知りたいと望むようになりました。そしてその結果、普段なら楽しいと思うはずの「ゲームの醍醐味」をうっとおしく感じてしまったのです。 結局、途中まで進めていたノーマルを中断してイージーでやり直し、それでエンディングを見ています。 「そんな装備で大丈夫か?」 「一番いいのを頼む」 ゲーム的には凡庸、と最初に言いました。 しかしこれがただの映像作品だったら、果たしてここまで夢中になったでしょうか? プレイヤーキャラクターを自らの手で動かし、自らの意志でストーリーをエンディングに導く。この感覚は映画などでは得られない、ゲームならではのものです。 あるいは、ストーリーを楽しませるためにわざとゲーム的な部分を削り落としているのでしょうか?だとしたらこのエルシャダイ、実はとんでもなく素晴らしいゲームバランスを保っているのかも知れません。 PS3で初めて買ったソフトがこのエルシャダイでした。 そして、初めて買ったソフトがこれでよかったと、今ではそう思っています。 「今度こそ楽しい旅になりそうだ」
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