新生活
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[4]嫁
03/23 23:33
不本意な妊娠で、経済的に追い詰められ、夫と結婚したものの、未だに気持ちは割り切れない。
近所の人は、私が財産目当てに結婚したと陰口を叩いているのは知っている。
夫の指示で、ミニスカートや透けるようなワンピースを着て、買い物に出ると、人々の冷やかな視線が刺さる。
私だって、こんな格好は恥ずかしい。
夫の卑劣な命令に逆らえなくて、悔しかった。
夫の喜ぶ顔を見たくなくて、泣いた顔は見せないように、一人になれる時に、隠れて泣いていた。
最近、息子は私の気も知らず、夫と仲が良くなった。
始めの頃は、夫に馴染めずにいた息子は、いつの間にか彼をパパと呼ぶようになった。
安心したような、息子に裏切られたような、複雑な気持ちになっていた。
食事の時、私が屈んだ瞬間、お尻に強い衝撃が走った。
無防備だったのでビックリした。
振り向くと、息子が両手を組んだ状態で、人差し指を立てていた。
「何をしたの?」
と私は息子に強く問いただした。
息子はニヤニヤしながら、私の顔を見上げた。
「子供のイタズラなんだから、大きな声を出すなよ」
イタズラするのを見ていた夫が、息子を庇った。
二人暮らしをしていた頃は、貧しくて、私にイタズラする事も無かったのに、息子は夫に唆されて、お尻の穴を目掛けて、指を突いてきた。
二人は笑いながらハイタッチして、私を見ながら笑っていた。
息子を叱ろうとした私を、夫は笑いながら止めた。
いやらしい手つきで、胸を鷲掴みにしながら、悪びれた様子もなく、私の母親としての尊厳も奪われた。
夫は息子が見ている前で、私のスカートを捲り上げた。
「やめて、ふざけないで」
と、私が怒っても夫は悪ふざけを止めない。
「ほらほら、パンツが丸見えだ!」と夫が言うと、息子も
「パンツだ!パンツだ!」
とはしゃいだ。
凄く情けなくて、惨めな気持ちになった。
優しく育っていた息子が、夫の影響で女の私をイジメて喜ぶようになってしまった。
絶望した。
息子だけが生き甲斐だった私にとって、この事件から何かが変わった。
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[5]嫁
03/27 17:28
以前は貧乏な暮らしの中でも、息子との生活は幸せだった。
反抗期もなく、お腹が空いていても、私に気を遣う息子が、健気で愛しくて仕方がなかった。
しかし、私が夫と結婚してからは、欲しい玩具を買って貰い、満腹になるまでご飯やオヤツが食べられる生活になり、息子は変わってしまった。
私の作る料理にも文句を言い、私が「勉強しなさい」と言っても、部屋にこもってゲームをしていた。
息子に避けられてるみたいで、悲しくなった。
初めて自分の部屋を与えられた息子は、部屋の中で遊んでばかりいた。
「あなたからも、勉強するように言ってよ」
と夫に言っても、応じては貰えなかった。
このままでは、息子がダメになると思い、強く叱った。
初めての親子喧嘩に、私の方が泣いてしまった。
息子の前では、絶対に涙を見せないようにしていたのに、私の目から涙が止まらなくなった。
夫は喧嘩をしている私達を見て、ニヤニヤと笑っていた。
「人が泣いてるのを見て、何がおかしいの?」
と夫に怒鳴った。
息子がダメになったのは、夫の甘やかしが原因なのに、悪びれもしない。
息子に、お金の苦労をさせたくなくて、軽蔑していた夫と結婚までしたのに、私の生き甲斐でもあった息子が、悪い方に進まないか不安になった。
そんな夫の要求に、私は妻として応えなければならない。
離婚しても、贅沢を覚えてしまった息子は、元には戻らない。
嫌いな男の玩具にされる日常も、私には息子と暮らし、お腹の子供を産むためには必要だった。
夫が連れてきたお客の前で、私は服を脱がされ、スマホを向けられながら、夫の要求に応えている。
子供の頃に憧れていた結婚とは真逆の生活。
男たちに抱かれている私に、夫は「愛してる」と嘯かれ、身体に悪寒が走る。
私の嫌いな口臭を漂わせながら、夫にキスをされた。
口の中に、夫の唾液が注がれる度に、自分の身体の中が汚れて行くのを感じた。
お腹の子供に向けて、男達は何度も射精する。
(ごめんなさい)
私はお腹の中の子供に謝りながら、男達の欲望を受け入れていた。
肌に油性ペンで、汚い言葉を書かれたり落書きされた。
以前は息子に見られないように消していたけど、痛い思いをしてまで消す必要も無いと思うようになった。
もう母親を辞めたくなった。
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[6]嫁
03/29 18:10
結婚して、私も変わった。
経済的に安心したおかげで、以前のような不安も無くなった。
お腹の子も順調だった。
週に何度か、息子の担任だった先生のアパートに通い、食事や掃除、お洗濯をしてから、セックスしていた。
先生が交際している女性と結婚すると言うので、私も祝福した。
でも、別れたいとは思わなかった。
彼女が遊びに来る日を避けて、私は通い続けた。
最初は先生も、一度だけと言っていたけど、私が行くと、彼の方から私を抱くようになった。
「結婚しても、」
お互いに束縛しない関係を続けて行くと決めていた。
「ご主人様」
と先生を呼ぶようになったのは、しばらくしてから。
彼のアパートに、夫が使っている道具を持って行き、私は家事をする前に首輪を付けた。
先生は戸惑っていた。
「お嫌いですか?」
と訊ねたら、彼は首を横に振って、私の手渡したリードを握ってくれた。
四つん這いになって彼を下から見上げ、
「わんわん」
と鳴いてみせた。
先生は私の頭を撫でながら、リードをを引っ張った。
先生にお尻を向けると、彼はスカートを捲り、お気に入りのパンツを見て、
「かわいいですよ」
と褒めてくれた。
私はお尻を振った。
夫には命令されないとやらない事を、自分からしてみた。
先生に、ご主人様に、私の恥ずかしい姿を見て欲しかった。
「ご主人様、おねがい」
と言ってお尻を突き上げると、彼はパンツを下げて、お尻の方から顔を近づけて、アソコを舐めてくれた。
「こんなキレイな奥さんを貰えて、ご主人が羨ましい」
と言われた。
お世辞だと分かっていても、先生に言われると嬉しくなった。
「臭くない?」
って訊いたら、
「良い匂いですよ」
と言って、彼は舌をアソコに深く差し込んできた。
先生の唾液と、アソコから垂れた私のヨダレが、クチャクチャと響いていた。
私が冷たい板の間で仰向けになると、先生は私の足首を掴んだまま、おちんちんを挿入してきた。
筋肉質の胸板が、私のオッパイを押し潰しながら擦れた。
熱い体温が伝わってきた。
悲鳴のような声で鳴く私の口を、先生は口で塞ぎながら、激しく子供のいる子宮を突いてきた。
激しく愛し合って、先生は中に射精した。
夫も公認の浮気も、いつしか罪悪感さえ感じなくなっていた。
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