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お昼〜(^^) 今日は雨でしたが仕事も終わったし、ゴッドイーターをw そして書き立てホヤホヤ載せますw バタン!!と乱暴に扉を開けて万里の手を引き、外に飛び出すと、わき目も振らずマンションの出口まで走る。 「!?」 マンションから出ようとした時に不安がよぎり壁に張り付く様に隠れた。 「な、何かいるんですか…」 息を殺して入口を見ていると万里がバットを握りしめながら小声で話す。 「いや、多分いないと思うけど…人の声が聞こえない、静かすぎる、荒神が近くにいるか皆どこかに避難したかのどっちかだろ?」 万里はマリオの言葉でバットをますます強く握り、出口を警戒して食い入る様に覗き込む。 「ここで待ってろ…」 マリオは緊張と恐怖で強ばった顔の万里を見て自分がどうにかしなければと、作り笑顔で話した。 「先輩危ないですよ!!」 声を殺しながらも荒げて話す万里に後ろ手を振りながら忍び足でゆっくりと出口に向かう。 そして玄関の扉が開いていたので頭を出して左右を恐る恐る覗くと… ドスンッ!! 目の前に大きな何かが落ちてきた。急な出来事と恐怖で自分の心臓の音が聞こえる。 それが何かを確認する為に息を殺して目を凝らす。 それは無惨にも、手足があり得ない方向に曲がり、鮮血を撒き散らしている人だった… 「!?」 一瞬の出来事で声にならなかったが直ぐに強烈な吐き気が私を襲う。 急いで下を向き両手で口を塞いだ。 ドスン!! 下を向いて直ぐに巨大な何かが死体の上に降ってきたのが視界をかすめた。 その瞬間時間が凄く遅く感じた。 ゆっくりと視線を上へ向けると白く巨大な荒神…オウガテイルが死体にのし掛かりこちらを見ていたのだった。 1mも離れていない場所で睨まれると金縛りに掛かって足が動かない。 「わぁー!!」 その瞬間に万里が奇声をあげながらバットを振り回し、私に駆け寄り腕を掴むとオウガテイルにかすめる程近付き直角に曲がって逃げる。 ゴアァァ!! 一瞬の出来事に何が起こったのかわからずパニックに陥る私は万里が強く握りしめた掌が汗ばみ、滑るとふと我に帰り手を放して大学を目指して走る。 このまま逃げきれれば!っと願いながらオウガテイルの方を振り向くと、雄叫びをあげながら凄まじい速さで追いかけてきていた。 大学まで残り20mまで走ったが校門から校舎内までを考えるとどう考えても間に合わない… そして校門に入ると私は賭けに出た。 走る事を止めてオウガテイルの方を向く。 その瞬間にオウガテイルは飛びかかって来たが私はオウガテイルの追って来た方に滑り込んでそれをかわした。 「先輩!!」 校舎に入った万里が叫ぶ。 直ぐにオウガテイルを回り込む様に走る私だったがオウガテイルは万里に向かって走った為に私とオウガテイルは並走する形になってしまう。 「駄目ー!!」 万里の叫びが聞こえると右腕に激痛が走る。 「あ゛あ゛あ゛!!」 私は右腕を噛まれて振り回されて空高く飛ばされると地面に叩きつけられ気を失った。 続く
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