<img src="http://img.ebbs.jp/emoji/E/176.gif" border="0" class="emoji" />一服休憩所・竜<img src="http://img.ebbs.jp/emoji/E/176.gif" border="0" class="emoji" />

３人の暴漢に襲われてピンチに陥ったある男を、たまたま通りかかったブルース・リーが一瞬のうちに全員を倒して救った実話です。『奴らに何をしたんだ？』と問う男に、ブルース・リーは『彼らは自滅したのです』と答えました。どういう事なのでしょう？？？

この闘いでブルース・リーが使った技は、すべて相手の動きに対して自然に反応し、繰り出したカウンター攻撃でした。つまり彼らは、自分の動きを利用された結果、倒される事になったのです。その事を、ブルース・リーは『自滅』と表現したわけです。
ブルース・リーの技を学びたいと彼の元を訪れた男に対し、ブルース・リーは云います。
『私はシステムというモノを信じないんです。また、方法も信じない。システムなし、方法なしで、教える事って何があるんですか？』
しかし、そんなブルース・リーも生まれつき強かったわけではない、最初は学んだはずだ、と男は食い下がります。ブルース・リーもそれは認めつつ、『私の無学の原点を見つけたのだ』と答えました。
ジークンドーはあらゆる形式や方式に拘束されず、『無法を以て有法と為す』を理念としています。形がないからこそ、あらゆる状況に適応できるというのがブルース・リーの考えでした。これは有名な『水の理論』に繋がるものです。