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2018/09/15 11:22
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[4]匿名
09/16 21:05
金子みすゞ 「夕顔」
お空の星が 夕顔に、 さびしかないの、と ききました。
お乳のいろの 夕顔は、 さびしかないわ、と いひました。
お空の星は それつきり、 すましてキラキラ ひかります。
さびしくなつた 夕顔は、 だんだん下を むきました。
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[3]匿名
09/15 15:54
金子みすゞ「雀のかあさん」
子供が 子雀 つかまへた。
その子の かあさん 笑つてた。
雀の かあさん それみてた。
お屋根で 鳴かずに それ見てた。
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[2]匿名
09/15 12:02
中原中也「頑是ないうた」
思えば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ 港の空に鳴り響いた 汽笛(きてき)の湯気(ゆげ)は 今いずこ
雲の間に月はいて それな汽笛を耳にすると 竦然(しょうぜん)として身をす くめ 月はその時(とき)空にいた
それから何年経ったことか 汽笛の湯気を茫然(ぼうぜん)と 眼で追いかなしくなっていた あの頃の俺はいまいずこ
今では女房(にょうぼう)子供持 ち 思えば遠く来たもんだ 此(こ)の先まだまだ何時(いつ )までか 生きてゆくのであろうけど
生きてゆくのであろうけど 遠く経(へ)て来た日や夜(よる )の あんまりこんなにこいしゅては なんだか自信が持てないよ
さりとて生きてゆく限り 結局…全て見る
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[1]匿名
09/15 11:26
金子みすゞ「星とたんぽぽ」
青いお空の底ふかく、 海の小石のそのやうに、 夜がくるまで沈んでる、 昼のお星は眼にみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。
散つてすがれたたんぽぽの、 瓦のすきに、だァまつて、 春のくるまでかくれてる、 つよいその根は眼に見えぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。
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