読書ノート



最近読んだ本について書こうじゃないの。
レビューよし、備忘録よし、ひと口感想結構。
ただし漫画雑誌はだめ。
小説、詩集、エッセイや評論、学術書でヨロシク。
スレチは容赦なく消します。
ではスタート


日本人
emoji[clock]2015/10/09 19:52

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[9]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/26 07:42
前掲書。表現が大胆というか荒削りというか。
ニーチェの古代研究書『悲劇の誕生』を意識した節がある。あえて学術路線から逸脱しているところが。
しかし暴き出されているのは古代精神といった高尚なものではなく古事記や日本書紀編纂の際に仕組まれた政治的陰謀に過ぎない。
しかもそこで用いられているのは批判的方法というより推理小説的好奇心と言える。
しかし『何か』があるかも知れない。
最後まで読み通してみる。


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[8]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/24 20:47
お次は『神々の流竄(るざん)』梅原猛著(集英社)

梅原猛の『哲学の復興』は高2の私を哲学へと誘うメフィストフェレスだった。
あれから○年…
再び私は梅原の本を紐解いた。

彼の古代史シリーズはどちらかと言えば安っぽいディレッタントというイメージがあるから今までさらっと目を通しただけだった。

果たして得るものはあるか、それともいつものように失望に終わるか。


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[7]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/24 13:04
前掲書『金融危機の資本論』

なかなか読めなかったが旅の途中にやっと完読した。

対話形式だが金融に関わる問題をここまで包括的に論じたものは初めてだ。
結果的にはアメリカ批判、つまり新自由主義批判だが、世界が金融によって動いていることが再認識させられる好著。

イラク戦争のカラクリもよくわかった。
あれはドル機軸通貨体制を維持するための、アメリカの必死のもがきだったんだな。
アメリカが鉄鋼業衰退の肩代わりに『世界の金融センター』になるプロセスもよくわかった。
またそれが2008年に崩壊すべくして崩壊したことも。

鍵は金融だな。
二酸化炭素削減に関する世界的な取り決めも金融が絡んでいる。

また読み返そう。…全て見る


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[6]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/20 05:50
先日大月文庫の『資本論』を購入した。
暮れまで『資本論』と『源氏物語』を根幹に読書を進めていきたいと思う。

その前に古本市で購入した何冊かを片付けておきたい。

次は『金融危機の資本論』本山美彦/萱野稔人(青土社)


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[5]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/15 08:36
次は『佐藤優の沖縄評論』佐藤優著(光文社)。

佐藤は母親が沖縄生まれだということで沖縄に対する思い入れも並々ではない。
佐藤は怒っている。
何に対してか。
それは沖縄を内地の視点でしか見られない者を。
沖縄人の歴史と感情を無視する官僚を。
沖縄を左翼の島と呼ぶ半可通の保守たちを。

中には今井正のように誠実な官僚もいるがたいていは自分たちの出世のために沖縄を利用している。
小国が独立するのは〜モルドバ共和国がそうであったように〜民衆の蜂起によってではなく一部指導者の『寝返り』によってであるという点が印象的で、つまり翁長が大統領になりたいと思えば外交手腕と環境次第でいつでもそうなる可能性があるのだ、と。…全て見る


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[4]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/13 17:47
次は『古代史への旅』黒岩重吾(講談社)。

いやあ難しいね。
全体像ぐらい掴もうと思ってね。

6世紀、継体天皇のあたりから王朝のお膳立てが出来上がっていくわけだが、その一環として日本書紀や古事記が編まれる。
江戸時代の国学者など古事記を非常に重宝しているが、日本書紀成立後に付け加えられた記述が見られるというから、本居宣長平田篤胤の神聖視に対しても大いに疑問の余地があるということだ。
ショックなのは蘇我氏が百済系であるということ。
蘇我氏は天皇家の外戚になることによって濃厚な血縁関係を築いていくわけだが、そのことにより天皇家に渡来人の血が混じってるのは否めない事実だと…

古代史は神秘とロマンだね。
…全て見る


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[3]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/13 17:04
予定調和とは…(前掲書からの引用)『包む』前に『包まれる』仕組みが既に先駆的に予定されていること。

池田さんのこの本は名著だった。
私が青春時代から漠然と夢想してきたことを明確な言葉にしてくれたような本で、これはライプニッツの思想でもあるが池田さん自身の思想でもある。
まさしく汲み尽くせない本だ。


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[2]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/12 20:05
この連休は読書をしたいと言いながらあまりできなかった。
今、四天王寺で恒例の古本市をやってて早速一昨日リュックを肩にかけて現地まで行ってきた。
涼しくてゆっくり見れた。
ヴィトゲンシュタインやソシュール、不破哲三の資本論に関する講義録、名訳と誉れの高い手塚富雄訳の『ファウスト』を買った。
全部で1700円。
値段にしてはまずまずの収穫だった。

で今、前レスで書いたモナドロジーと悪戦苦闘中だ。
ライプニッツの言う『表象』は近代的認識論を遥かに超えている。
表象とは全体に及ぼす作用のことで、それはあたかも1つの細胞が体全体に包まれているのと同時にそれは遺伝という表象によって体全体と関わっているのと同様、…全て見る


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[1]日本人◆F40HwDEaOg
emoji[clock]10/10 10:39
この3連休はせめて読書の秋にしたい。

今仕事の合間に読んでいるのは『ライプニッツ「モナドロジー」』池田義昭著(晃洋出版)

『モナドロジー』自体超難解なアフォリズム。
そこでは「窓のないモナド」どうしの「予定調和」について語られる。

池田氏は「有機体」という観点を持ち込むことで『モナドロジー』の謎を解こうとしている。

まだ半分までしか読んでいない。


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