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=10.”引率者”K= ”ドゴォン!” 爆音再び。今度はガリルによる”音は大きいが破壊力はない”陽動用の破裂音である。 『なんだ?敵襲か!』 『ガアガガア!!』 『こっちだ!こっちにいるぞぉ!』 色んな亜人語が飛び交う。ルリカの指摘通りにまとまりのない亜人の部隊が方々に分散していった。上空のガリルは気配を消し、隠密かつ迅速に役割を果たしていた。 「わたしって天才ですねー これはあとでご褒美が… へへへへ」 リオの隠密魔法で気配を消して、村長邸に突入する3人。 「どかーん!」 発声しながらドアを蹴り破るいつもの光景。ルリカに続いて突入するリオとティア、そしてケリー。 「な… なんです?ここ!」 「おい。これって…」 目の前に広がるのは、貴族の館のダンスホール。まるでSALON『ド・レイン』のような。 「違います。村長さんちはこんなじゃ…」 ケリーも目をパチクリとしている。 「まずい。これ…転送されて…」 振り返るのと、扉の閉まる音が響くのは同時だった。 ”バタン!” 「おや?お客様ですか?これは出迎えなくてはなりませんね?」 聞き覚えのある声がする。 「ふむ… サキュバスが二匹と人間が二人ですか? 奇妙な組み合わせですね?もしかして食事場所としてここに迷い込んだのでしょうか?」 SALONと同じような間取り。ダンスホール正面の階段に黒衣の男が姿を現した。 「そんな…」 「…マスター…」 「…。」 目を見開く3人の前に現れたのは、召喚術士Kだった。
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