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=16.MURAMURA= 呪詛の鎖に縛られるルリカ。迫り来るファントム・フェイス。その禍々しい腕がルリカの首にかかる! ”キィィィィィン!” 突如ルリカの頭上に魔法陣が展開した! 「ルリちゃん!」 現れた金髪の女神は、その流れるような動き呪詛の鎖を断ち、落下するルリカを抱きかかえると、異形の魔物と距離を取った。 「あ なんで?? 貴女がここに???」 「召喚術は送還術!可愛いルリちゃんのピンチに……」 ためて… 「私は来たぁ!」 ”ビシッ!”とポーズを決めているのは、勿論”女神のごとき衣装で決めている”アイシャだった。 「ありがとうございます。アイシャさん。でも…あいつ激やばですよー。わたしのナイフも通らなかった…」 消沈しているルリカに不敵に微笑むアイシャ。 「大丈夫よ。ルリちゃん。ルリちゃんには隠された力が眠っているから!」 「わ わたしに? 隠された力が? いや…いくらなんでもそんなに都合良く…」 「いいから! おいで!」 言葉と行動が合わないのでは? そうツッコむところだろう。しかし、女神の衣装で両手を広げて呼ばれるルリカには、アイシャの95Hカップの谷間しか目に入らなかった。 「ごろにゃー♪」 目の前の異形の敵どころか、Kの事も、リオやティアの事も、この瞬間は消し飛び、アイシャの谷間でルリカの脳は100%を占めていた。 「よしよし♪ ぎゅううう〜」 「んんんんらあああああああああ だめぇぇぇ 濡れちゃう!アイシャさんこれはあああ!!」 「だーめ♪ もっともっとよ! ぎゅぎゅぎゅうう〜♪♪」 「アイシャさんの指がわたしの割れ目を?ふにゃあああああああああああああ!!」 ホールにルリカの絶叫が轟いた。その時だった! ”キィィィィィィィィィィィィン!!!” ルリカが背負っていた刀が目映い光を放った!! 【説明しよう!】【ルリカの欲望が臨界値を超えた時!妖刀ムラムラの封印が解け、恐るべき力を発揮するのだ!】 ”ぱっ!” アイシャが手を離すと、桃源郷の先に行き着いたルリカは、妖刀のオーラを纏い、鋭い眼光でファントム・フェイスを射貫いていた。 「ケリーさんの村を襲撃し、たくさんの人を苦しめ、あまつさえ!わたしの貴重な休みを不意にした罪… 許せん!!」 ルリカのオーラに呼応するように”白”と”黒”のドレインナイフが宙に浮き、妖刀ムラムラは二本の小太刀に姿を変え、オーラそのものを巨大な刀身としていた。 「必殺!! ルリカイザーぁぁぁストラァァァッシュっっっ!!!」 「ぐ… ぐ… ぐわあああああああああああああ!!!」 白と黒のドレインナイフがファントム・フェイスの腕と呪詛を切り刻み、無防備になったボディにオーラのロードを疾走したルリカがすれ違いざまに巨大な刀身を振り下ろす! 「成敗っ!」 決めのポーズと同時に、ファントム・フェイスは両断され、何故か爆発をし四散した。 「おおっ これは凄い!ルリちゃん良かった! 今度私にも貸して〜」 「ええ、なんかムラムラしないと出来ないっぽいですけど アイシャさんとなら… うぇへへへ」 「さ!それより悪党退治でしょう?行きましょう!今度こそわたしの淫聖衣(エロス)の出番ね!」 「そういえば… アイシャさんどうやってここに? ますにゃーの召喚陣ですか?」 「ううん。違うわよ。”あの人”の召喚陣。結構”様に”なってたわ」 「あの人?」 「ふふふ。こういうのは自分で見た方が良いわよ。サプライズはいつでも突然だから」 「それは楽しみですけどー」 (マスターではない? マナさんか?? まぁ良いか。まずは…ティアたんか、リオさんか、助けないと)ルリカは気持ちを切り替え、二人は扉を抜けた。
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