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上村愛子の不可解4位 何がジャッジの評価分けた? 【ソチ8日(日本時間9日)発】幻の銅? 8日に行われた女子モーグル決勝で5大会連続出場の上村愛子(34=北野建設)は4位入賞となり、またもメダルを逃した。ところが、これに異を唱えたのが日本陣営。最終滑走者のバンクーバー五輪金メダリスト、ハナ・カーニー(27=米国)が明らかなミスをしながら得点で上村を上回り銅メダルを獲得したためだ。上村はなぜ表彰台に上がれなかったのか――。 上村は上位6人で争った決勝3本目で、エア、ターンともにほとんどミスのない会心の滑りを披露。一方、カーニーは第1エアの着地が乱れ、その後も数ターンほどスキーが不安定だった。決勝は小さなミスも許されない状況だ。カーニーの失敗を見届けていた上村も「これは私も乗ったかなって思ったんですけど…」と思わず表彰台が頭をよぎったという。実際、生中継を見ていた視聴者の多くも「上村が悲願のメダルだ!」と喜んだことだろう。 ところが、結果はまさかの4位。しかも、5人のジャッジは全員、ターン点でも上村よりカーニーを評価した。小林茂コーチ(47)はカーニーのほうが好印象を得た理由について「分からない。今はこっちの感情で言ってしまうので」と明らかに釈然としない様子だった。 さらに城勇太コーチ(31)によると、カーニーの点数が高いだけでなく、上村のターン点も低いという。「ターンがしっかり評価されていれば、スコアは22点後半が出てもよかった」と本紙に証言。仮に22点台後半が出ていれば、優勝したジュスティーヌ・デュフールラポワント(19=カナダ)の22・44点を上回り、金メダルだったが…。 ジャッジの評価を分けたのは、上村とカーニーの滑り方の違いだった。上村の滑りはスピードに乗ってエッジを利かせたカービングターンが特徴。しかし、ジャッジは雪面をしっかり捉える大きな動きのターンを好む傾向にあったのだ。上村も昨年のジャッジクリニック(審判講習会)で自身の滑りでは基礎点が低いことは把握していた。そのため「絶対に後ろに下がらないとか、できるだけ攻めていく」と課題を意識して本番に臨み、その通りの滑走でゴールを駆け抜けた。 「(上村は)スピードがほかの選手よりも1秒近く速かった。スピードが出れば、それだけ板も縦に落ちてくる。ということは、カービングターンに近いので、そういった点から評価はされてもいいはずなんですよ」(城コーチ)。カーニーは誰もが認める女子モーグル界のビッグネーム。それがジャッジの公正な目も欺いてしまったのか…。 それでも上村は「ジャッジの好き嫌いだと思う」と話すにとどめて、潔かった。最後の五輪。余計な騒動を起こしたくないという気持ちもあったのだろう。 「今でもボクは納得できないですけど、そういう結果が出てしまってるんで。本当に最後、メダル取らせてあげたかったっていうのはありますね」。エース伊藤みき(26=北野建設)、村田愛里咲(23=行学学園教)と2人も負傷欠場者が出た女子チームだけに、城コーチの言葉からは無念さがにじみ出ていた。
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