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昨夜からのナマモノ系の流れに便乗して。もう何年も前の話だけどね。 当時の私は通常のオナニに物足りなさを感じており、何か新しい刺激を求めていた。 ある時窓ガラスに貼りついたカタツムリ(殻の尖ったタイプ。小指大)を見て、 生理前でムラムラしていたこともあり、あのマキマキの凹凸がほどよい具合に見えてしまった。 思い立ったが吉日。すぐさま窓からカタ様をはがし、まずはパンツの上から殻の先端で刺激。 未知の生命体に触手で犯されているという脳内設定で大興奮。 濡れてきたのでパンツを脱ぎ、直で挿入。先細りなのでスムーズな抽送感。 「嫌ぁ」「やめて」等、演技を交えながらなおもグリグリやっていると、 おびえて殻にこもっていたカタ様が危機を感じてかはい出してくる。 それが入り口の部分を絶妙に刺激して、興奮と気持ちよさと気持ち悪さで激しく達した。 同時に、力がはいったか中で殻の割れるかしゃりとした感触。 殻の破片ごとウネウネし続けるカタ様が入ったまま、脱力して横になっていたら眠ってしまった。 へそから下すっぽんぽんで冷えきって目をさました私。 何をしていたか思い出したら眠気がふっとんだ。おそるおそる股間に手をやると、 そこにはすっかり縮んでしまったもう動かないカタ様。うやうやしく取り出す。 残った殻の破片を掻きだしていると再び興奮してきたのでそのままオナニ。 自分の分泌物とカタ様の粘液と若干の糞がまじったネバネバが絡み付いた指を嗅いでみると、 すえた臭いにまじって、雨の森のようなカブトムシの腐葉土のような臭いがした。 その瞬間胸の奥から郷愁にも似た愛しさがこみ上げ、私はカタ様を手に取り丁寧に殻を取り除いた。 「私は大自然に抱かれたんだ。この大地に処女を捧げたんだ」 感情の奔流につき動かされるままカタ様をバターとにんにくで炒め、トーストにのせた。 噛んだ。硬かった。吐いた。我に返った。 いまだにあの時の自分のテンションが謎。 そういえばもう何年もカタツムリ見てないなあ。
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