スレッドへ戻る

[42]コピペだよ
emoji[clock]05/04 16:25
>>41
1970年横浜市で二人の重症脳性マヒ(CP)の子を抱えた母親が、当時二歳になる下の子をエプロンで絞殺する事件があった。

この、一人でさえ絶望的なCP児を二人も抱えた母親のために、減刑嘆願運動が起こった。(最終的に判決は懲役2年執行猶予3年)


この減刑運動に対して、まさに「殺される側」としてのCP者の団体から、根本的疑問と厳正な裁判を求める声が起こった。
「なぜ彼女が殺意を持ったのか?この殺意こそがこの問題を論ずる全ての起点とならなければならない。彼女も述べているとうり『この子は治らない。こんな姿で生きているより死んだ方が幸せなのだ』と思ったという。治るか治らないか、働けるか否かによって決めようとする、この人間に対する価値観が問題なのだ。この働かざる者人に非ずという価値観によって、障害者は本来あってはならない存在とされ、抑圧され続けている。
我々と話し合った福祉関係者にも又新聞に寄せられた投書にも『可哀想なこの母親を罰するべきではない。』等の意見があったが、これらは全くこの“殺意の起点”を忘れた感情論であり、我々障害者に対する偏見と差別意識の現れといわなければならない。これが差別意識だということはピンとこないかもしれないが、それはこの差別意識が現代社会において余りにも常識となっているからである。障害者の親兄弟は障害者と共にこの価値観を以って迫ってくる社会の圧力に立ち向かわなければならない。にもかかわらずこの母親は抑圧者に加担し、刃を幼い我が子に向けたのである。」


〜本多勝一「殺される側の論理」


[削除|編集]

スレッドへ戻る
☆グラビアBOX☆
掲示板カテゴリ検索
写メ/待ち受け 動画/ムービー
音楽/エンタメ 雑談/その他
趣味/スポーツ

無料レンタル動画まとめe-Movie
無料レンタルBBSebbs.jp