こんな場所で！？

おらが若い頃は、おらんちの田んぼと畑、裏は山と、周囲に家なんかなかったから、嫁とやるのはもっぱら外ばかりだった。
逆に家ではやりにくかった。
両親に妹がいたから。
おら達お百姓って、虫に刺されたりすっから、夏でも長袖着てるのが普通なんだけど、おらと嫁は、普通日焼けしないようなとこまで日焼けしとったわ。
背中や尻、太ももまで日焼け。
秋になると、部落の青年部の仲間と温泉に行って宴会してたが、一緒に風呂入ると、みんな全身日焼けしとりました。
『田吾作、おめ～尻まで日焼けして。この夏頑張ったな？』
『お百姓、おめ～なんか金玉の裏まで日焼けしとるがな。おめさんも頑張ったな』
など、そんな会話してました。
今では回りに家が結構建てられ、裏山も散策路が整備されて、引っ越してきた人の散歩道に。
おらと嫁の間には、男女男と三人の子がいるが、裏山、ビニールハウス、農機具小屋と、おそらく家で仕込んだ子は無い、と思います。