‐物 語 集・参‐







艦これオリジナルストーリースレ、その3です。


実際に実装されてる艦娘の他に、多彩なオリジナル艦娘や艦隊が登場します。


笑い有り、涙有り、18禁有り、興味が有る方は1度見に来てくださいね。


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ωお〜ω◆6CqiNAyrec
emoji[clock]2015/04/02 23:11
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[200]畝傍◆0wPxleoBgw
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‐訓練の日々‐
畝傍
先ずは新装備の扱いを修得せねばならない
目を閉じていても扱えるようにせよ
訓練の指揮は副長…は横須賀だから、大和が執れ

大和
(@^▽゜@)ゞです。
訓練には軍艦河内も参加します。バット将軍、よしなに

バット将軍(河内座乗)
よ〜〜し!左舷指向可能な全砲門、畝傍隊の出前を狙え!間違っても当てるな!。
用意…テェー!!!。

地軸を揺るがす砲撃と弾着の水柱!最早それは水の森林!

大和
全艦、「マクロマシン」と「瞬間物質移送機」を水柱に照射!。

畝傍隊全艦から照射された特殊光線により水柱の森林は次々と消滅

島風(一航戦)
凄〜〜い!みんな消えちゃった

軍艦河内は左舷と右舷の斉射を二回繰り返す
畝傍隊は水柱相手に装置の訓練

大和
あなた…「魔女の目」から報告。成功です

畝傍
ウム…。続けよ
ネチネチとな

消えた水柱は一体どこへ?
続く

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[199]nagato
emoji[clock]05/09 00:59
番外編
<明日香と奏>
明日香「?」
(さはらはる基地内より外に出、奏の姿を発見する)
明日香「・・・そういえばもう一つあそこに墓標あったわね。あれ、見てなかったわ。」
吹雪「桐生奏って書いてありましたよ?」
明日香「へ?」
吹雪「桐生奏、ここに眠る。って刻まれてました。」
明日香「・・・行くわよ、あそこ。」
(明日香、吹雪と一緒に墓前に)
奏「姉さん?」
明日香「・・・ほんとに桐生奏って書いてあるのね・・・。」
奏「僕と長門の、僕達の子だよ。・・・前の戦いで殺されてしまった。一将さんが、ここに埋葬してくれたんだ。」
明日香「・・・同じ名前にしたの?」
長門「私が付けた。満場一致でな。平和を奏でるような子になってほしい、そう思ってつけた。」
明日香「・・・またこの国の輩が、人の命を奪うのね。」
武蔵「・・・・・・」
(腕を組んでいる)
明日香「奏。」
奏「?」
明日香「少し実力を見てあげるわ。全力で来なさい。」
(吹雪へ上着を渡し、腕を組む)
長門「実力を見せる?おい、何を・・・」
明日香「私は桐生家の長女、奏の目標になった女だぞ。怪我はさせないわ。」
奏「・・・・・・」
(奏、上着を脱いで両手を握りしめる)
明日香「・・・・・・」
明日香(私と逆の義手義足。・・・この子はいつも背負うばかりね。)
(奏、残像を残して消える)
明日香「消えた・・・?・・・ふぅん。」
(明日香、目を瞑る)
(奏、明日香の右後ろから攻め込む)
明日香「はい、ダウンね」
(当たり前のように脇に避けて足をかけ転ばせる)
奏「うっ!」
長門「・・・・・・」
武蔵「今のはどういうことだ、何故攻め込む場所が分かったんだ?」
陸奥「宵闇の心眼ね、ほんとおかしいわ、アイツ。」
武蔵「宵闇の心眼?」
陸奥「目で追うんじゃなくて、肌で感じる感覚とか、風の動きとか、流れを読むの。目を瞑ることで集中して、私と長門姉はようやく出来る程度だけど、なんでアイツが出来るのよ・・・」
明日香「大丈夫?さ、もう一度来なさい」
(明日香、奏に手を伸ばす。奏、明日香の手に触れると同時に背負い投げのモーションへ)
明日香「あら、随分攻めるの、ねっ!!」
(明日香、体をひねって着地して奏の腹部へ掌底。)
奏「う、ぅっ!?」
(奏、そのままよろめいてガクンと膝を着く)
明日香「良い熱意ね、さすが私の弟。攻めるなら一撃必殺、見敵必殺を常としなさい、甘さは敵よ。戦場では殺すか殺されるか、二つに一つ。」
奏「げっほ、えほ、ぼ、僕は、殺したくない、無駄に命を、奪いたくないんだ!」
明日香「・・・それは何故?武器を失ったとしても、そいつらはいつかまた更なる脅威になって襲ってくる。」
奏「た、たとえそうなったとしても、僕は、絶対に無駄に命は奪いたくない。それはただの虐殺だし、僕は虐殺は望まない!その命でさえも未来で生きて欲しい!」
崇史(僕は軍医になりたい!地獄から救いを求める人が入るなら助け治すためです。)
明日香「・・・軍医を目指した友人にそっくりね、奏。」
奏「?」
明日香「ただ覚えておきなさい。この戦いの悪の根源には容赦するな。こんな風に・・・ね!!」
(明日香、奏に右足でそのまま蹴りに行く)
奏「!!」
(ピタリ、と顔の目の前で蹴りが止まる。)
明日香「・・・蹴るわけないでしょ。大事な弟なんだから。」
(明日香、翻して吹雪から上着を受け取り、奏の方へ向きなおす)
奏「?」
明日香「まだ時間はある。立って。掛かってきなさい。昔の私を打ち破った力、見せてみなさい?」
奏「・・・なんでそれ、前に使わなかったの?」
明日香「ああ、さっきの?だって、使えなかったから。」
奏「え?」
明日香「使えるようになったのは一度死んでから、ね。艦娘になって、奏に出会った頃に使えるようになったわね。」
奏「・・・・・・」
明日香「ほら、来なさい。奏、私よりも強くなりなさい?」
(奏、そのまま飛び上がる)
明日香「・・・・・・」
(明日香、目を瞑る)
武蔵「・・・ああやって見えなくすることで環境と同化するのか」
長門「そうだ。ああすることで空気と、全ての物を全身で感じる。全身で全てを感じる。私と陸奥は条件が揃わないとできない技だよ。集中するから疲れるし。」
(奏、明日香の真上に飛び込むが、ふと残像を残して消える)
明日香「・・・・・・」
(明日香、微動だにせず。そしてくるりとそのまま後ろを振り向いて。左足を持ち上げ・・・)
明日香「防御しなさい、全力で蹴ってあげる」
奏「っ!?」
(ガッ)
(明日香、奏の義手を捉えた全力の蹴りを見舞う。奏、そのまま吹き飛ぶ。)
陸奥「提督さん!!」
長門「大丈夫だ、残像で一瞬下がって防御した。」
明日香「・・・あの義手、硬すぎだわ。手応えはあったけど、あれじゃ全然傷ついてないわね。」
長門「・・・・・・」
(長門、いつでも明日香へ飛び掛かれるように準備している)
明日香「長門、大丈夫。私はただ奏を鍛えたいだけだから。あの子、このままじゃ死ぬわ。絶対に。」
武蔵「・・・・・・」
明日香「愛する弟だから強くなってほしいのよ。・・・大丈夫、あの子は強くなれる。」

(明日香の特訓は一週間、熾烈を極めた。)

決戦まで、残り2か月と13日。

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[198]ステラスキー◆BPxI0ldYJ.
emoji[clock]05/08 22:04
>>193
大本営に呼び出された大瀧提督は、真田技師長を伴って横須賀鎮守府をあとにした。
そして、二人が戻ってきたのは翌日の昼を回った頃だった。

大瀧提督:ただいま。今戻ったよ。
初春:おぉ、提督……、お帰りじゃな……。
大瀧提督:って、どうしたんだ初春
目の下にクマが出来ているじゃないか
初春:「これ」を見れば、イヤでも出来るわ

机の上を見ると、大量の書類の山があった。

大瀧提督:これは……、請求書か?
初春:そうじゃ
「窓ガラスや食器が割れた」だの「家具が倒れて壊れた」だの、閉店していた分の営業利益の補てん、後片付けに伴う人件費の請求まで、玉石混淆じゃ
大瀧提督:お疲れさん
あとは自分がやるから、もう今日は休んで良いぞ
初春:そうかや……、では、お言葉に甘えて……、休ませて……、

と、机に突っ伏して寝てしまった。
大瀧提督は初春を抱き上げると、ソファーに寝かせた。

新見:提督、これを。
大瀧提督:あ、ありがとう。

新見から差し出された毛布を受け取ると、初春にかけた。

大瀧提督:初春には、あとで褒美をあげないとな。
新見:それで、大本営の方は?
大瀧提督:まったく、真田さんには頭が上がらんよ
真田:いやあれは……

龍驤:あ、提督お帰り〜〜
日本武尊:お帰りなさい、提督。
大瀧提督:みんな、ただ今。
って、その埃まみれの姿はどうしたんだ
伊勢:大和の「落着」に伴う地震により、被害を受けた店舗や住宅の片付けの手伝いに、行っていました。
三隈:ちょうどお腹が空いたので鎮守府に戻ったら、提督たちが戻って来たのが見えたので、こっちに来ちゃいました

見ると、マーメイド・ヴァルキリーズの面々まで、埃まみれだった。

大瀧提督:皆、ご苦労様。
真田さんの「武勇伝」は、昼飯のあとでじっくりと聞かせてやろう
真田:そんな「武勇伝」だなんて

報告会も兼ねて、食堂での昼食を摂りながらとなった。

大本営に出向した大瀧提督は、そこで厳しい叱責を受けた。
幹部@:まったく、貴様はとんだ「問題提督」だな
幹部A:しかもあれだけの大がかりな作戦を立案しながら、報告を怠るとは何だ
失態も甚だしいな。

幹部らからの叱責を大瀧提督は黙って受けていたが、ある幹部の発言が、真田の琴線に触れた。

幹部B:深海棲艦の事を何も知らんくせに、でしゃばった真似をするな

カチン

真田:では、ここにいらっしゃるお歴々は、私たち以上に深海棲艦の事を、ご存知なんですか?
だとしたら、何故それを我々に教えて頂けなかったのですか?
報告義務違反では、ありませんか?
幹部C:何だと……?
幹部@:我々がそんな事を、知っている訳がなかろうが
真田:だからこそ、今回の作戦は私が立案し、実行したんです。
深海棲艦の事を知るために
後ろで椅子に座ってふんぞり返って、人をアゴで指図しているあなた方が、現場の事を判ったような口を聞かないで頂きたい
幹部A:何だと、貴様ぁ
幹部B:科学者の分際で……、
???:やめなさい。

決して強くはないが、重く、しっかりとした声が、場の喧騒を止める。

幹部C:そ、総督……
総督:彼の言う通り、我々は未だ深海棲艦について、全てを知り得ている訳ではない。
何ら成果が無かった事で、彼らを責めるのは「お門違い」ではないかね?
幹部ら:………………………………。
総督:とは言え、事前に作戦について申告が無かった事に関しては、ペナルティを与えねばならんな。
追って沙汰あるまで、鎮守府にて待機しておれ。良いな?

戻って、横須賀鎮守府。

エンタープライズ:くぅ〜〜〜〜
気持ちの良い啖呵だねぇ真田さん
アドミラル・ヒッパー:溜飲の下がる思いとは、まさにこれだな。
新見:副長……。素敵ですわ
龍驤:新見は〜〜ん。目ん玉がハートマークになっとんで

続く。

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[197]たわし
emoji[clock]05/08 11:40
>>191斑鳩優編〕

優は金剛達や姉妹達と
別れて潮風に当たる為に
海岸に出て来た…

【優】斑鳩
う〜ん♪気持ちいいなぁ

あれは扶桑だな
何をしているのかな?

優が見付けた事に扶桑も
気付き優の元へ来る

【扶桑】斑鳩
優さん!見てるなら
声をかけて下さいな

【優】斑鳩
すまんつい見とれてしまって

【扶桑】斑鳩
まぁ…本気にしますよ?

【優】斑鳩
しかし…何故、浜辺に?

【扶桑】斑鳩
私も優さんと同じ事かも…

【優】斑鳩
これからの事か…

確かに…瑪瑙を退治出来たら
この後は日々日常だからな

【扶桑】斑鳩
それで…瑪瑙の行方は?

【優】斑鳩
手掛かり無しだ
参ったモノだよ

【扶桑】斑鳩
…優さん!あれは?

【優】斑鳩
…間違いない艦娘だ

扶桑!往くぞ!

【扶桑】斑鳩
了解!救出に行きましょう

優と扶桑は漂流した艦娘を
救出し医務室へ連れて行った

【?】
もう…駄目かも…

【扶桑】斑鳩
魘されていますねぇ

【優】斑鳩
何処から来たか…分からんが
よく無事で居て良かったよ

【司】三河
意識が戻る迄は数日は
かかるかと思います

【優】斑鳩
司ちゃん…目が覚める迄
見ていてくれないか?

【司】三河
いいですよ他の艦娘達にも
手伝って貰えると助かります

【優】斑鳩
ならば交代で皆で看病するか

ともあれ…漂流した艦娘の
介抱をする事になった…
果たして…目を覚ますか?

次回は新スレで

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[196]ωお〜ω◆6CqiNAyrec
emoji[clock]05/08 06:30

‐串間編‐
‐死なないで!もなか!‐

………………………………

‐箱館基地、手術室‐

串間と港湾棲姫との対談が終わった後も手術は続いていた。

氷川丸:…よくここまで持ちこたえたわね…折れた骨があと数pずれてたら心臓に刺さって即死だった…。

助手A:室長、小笠原から「生ける溶岩」が届きました。

氷川丸:わかりました。手が空いた方、直ぐにろ過の準備にかかってください(畝傍様、感謝です)。

助手D&E:御意!!

………………………………

ほっぽ:ヒカワマル、キタ!

竜:氷川丸!もなかは…もなかはどうだった!?

氷川丸:手術は無事に終わりました。当時の状況は後程教えます。では、もなかさんを培養治療室へ運びます。道を開けてください。

培養治療室へ運ばれるもなか。
耐水用の包帯、頸部固定用の機器が傷の重さを象徴していた。

竜:もなか!!…こんなになるまで無茶しやがって…

ほっぽ:モナカ!モナカ!

港湾棲姫:だめです!(治療が)終わるまで待ちなさい!!

ほっぽ:…………。

……30分後……

助手B:培養治療を開始しました。室長のもとに案内します。こちらへ。

培養カプセルに入ったもなかの横で、氷川丸が説明を始めた。


氷川丸:砲撃と艦載機の爆撃をまともに受けたためか、骨のダメージがかなり大きかったです。

竜:…………。

氷川丸:右の二の腕、左の一の腕が粉砕骨折、骨盤損傷、弾き飛ばされたものと思われる頸部骨折、幸い神経の損傷等はありませんでした。

竜:したら、身体が不自由になることは…

氷川丸:ありませんが、それなりのリハビリが必要になります。
あと、左右の肋骨が数本折れて、うち右の一本が肺に刺さってました。もう一本も心臓ギリギリで持ちこたえてました。処置は全て終わっています。

瑞鳳:意識の回復の目処は立ってるの?

氷川丸:わかりません…。ただ言える事は、この娘の「生きる」心、精神力に全てがかかっていると言うことです!

あとは、皆さんの思いをもなかさんに伝えてあげれば、きっと届きます!

ほっぽ:(涙をポロポロ流しながらカプセルを軽く叩いて)モナカ…ガンバレ…ガンバレ!

龍驤:もなか、絶対に死んだらあかんで!艦載機で追っかけるからな!

雲鷹&冲鷹:お姉ちゃん、負けないで!!

竜:(涙を流しながら…)もなか…絶対…絶対に死ぬんじゃねえぞ!!

………………………………

それぞれの思いをもなかに伝えていた頃、浪速と夕張は…

続く

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[195]nagato
emoji[clock]05/08 04:56
<陸奥と奏>
(奏が武蔵の本音を聞き、長門は献花した多くの艦娘をそのまま大湊へ帰還させた。)
奏「・・・・・・」
(墓前で座り込んでいる。何をするわけではないが、ぼーっと墓を見つめている。)
武蔵「・・・・・・」
(武蔵、遠くから見守っている、赤い目をしている。)
長門「・・・・・・」
(長門も同様に見守っている。武蔵の姿を見て口元が笑む。)
陸奥「・・・」
(そっと陸奥が奏の隣に座る)
奏「陸奥」
陸奥「・・・何を考えてたか当ててあげましょうか。」
奏「・・・・・」
陸奥「まだ乗り越えていない。自分は甘いのかな、って。」
奏「・・・そりゃあ僕の、僕達の子だもの、乗り越えたくても、この子の事は乗り越えられない。」
陸奥「弱音、はいたら駄目よ。強くならなきゃ。・・・どんなことも乗り越えなきゃ。」
奏「・・・簡単に出来たら苦労しないよ、陸奥。こうやっていても死なせた後悔が頭を過る。迷ってるんだ、僕は。」
陸奥「良いじゃない。迷ったって。後悔したっていいじゃない。」
奏「え?」
陸奥「私はたくさん後悔した。目いっぱい後悔した。貴方の傍に居られるのか迷ったもの。」
奏「・・・・・・」
陸奥「覚えてる。私は、貴方にぶつけた言葉をすべて覚えている。どんなことをして、そして貴方が傷ついてしまったことも覚えている。」
奏「・・・僕も覚えてる。恨まれて当然だったし、背中を背けたらいけなかった。」
陸奥「私はね、ずっと続いたらきっと手を掛けていたのだと思う。こんな風に一緒に居られなかったと思う。」
奏「・・・・・・」
陸奥「でも、当然よね、そんなのが間違いだって気が付いたの。自分がバカみたいだった。解決しない恨みをぶつけるなんて最低。傷つけるなんてもっと最低。」
奏「・・・いいんだよ、そんな事。今こうやって一緒に居られるんだから。」
陸奥「よくない。」
(陸奥、奏の顔を自分の方向へ向ける)
陸奥「私は貴方と同じ。背負ってるの。貴方が無くした命を背負っているように、私だって背負ってるのよ?長門姉みたいにはいかないけどね?」
長門(・・・・・・)
陸奥「私はこの世界に産まれて、陸奥の名を貰った。貴方に出会って恋をした。貴方は長門姉を選び、でも今生の別れになった。そんな貴方に私は似合わない。」
奏「そんなこt・・・」
(陸奥、奏の唇を人差し指で触る)
陸奥「でも、あの日、貴方は私に言ってくれた。一緒に守ってくれ、と。間違いだと気が付いた日から誰からも傷つかないように戦って来た。その背中は逞しくて、素敵で、長門姉が独り占めする理由がわかったの。そして気が付いた。ああ、私はこの人を抱きしめたいって。愛してると囁いて傍に居たいって。」
武蔵「・・・そうだな」
(遠くで見守る武蔵がちいさく、うれしそうにつぶやいた。)
陸奥「私は決めたの、泣かないって。もう、貴方の前では立派に戦い抜いて見せるって。ほら、聞こえる?私の鼓動。」
(陸奥、奏と向き合う。奏の左手を自分の左の胸に当てる)
奏「む、陸奥、何を・・・!?」
陸奥「聞こえるでしょ?私の心臓の音。私だって生きている。一人の艦娘として、貴方を守る者として生きている。」
奏「・・・陸奥の温度、心臓の音、伝わってくる。」
陸奥「・・・ねえ、提督さん。」
奏「?」
陸奥「私の心も、余さず、落とさずに、この想い、抱きしめて・・・くれる?」
奏「・・・・・・」
(陸奥をそのままぎゅっと抱き寄せる)
陸奥「私、提督さんが大好きよ。愛してる。長門姉と武蔵にも負けないくらい愛してる。だから、忘れないで、この温度も、心臓の鼓動も」
奏「僕も愛してる、陸奥。忘れるもんか、長門の温度も、武蔵の温度も、陸奥の温度も、絶対に忘れない。」

(二人はずっと抱きしめあった。長門も武蔵も、口元は笑んでいた。)
決戦まで、残り2か月と20日。

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[194]畝傍◆0wPxleoBgw
emoji[clock]05/07 22:20

>>193これはあくまでの感想であり、御話の本編に介入する意志を持つものではありません

大和
あなた、副長からの報告です

畝傍
どれ…さうか…「なのましん」…「微小なる電ちゃん」か?。
それが一山も…さぞや横須賀は五月蝿くなっているのでは?。

武蔵
長官……ベタ過ぎる

信濃
「ナノマシン」は「微小な機械」です

畝傍
分かっとる!御約束だ。生物が「なのましん」と言う理屈も分かる。機械の燃料が止まったなら動かなくなる
しかし…壊れたのではないのだろ?。

大和
不活性化したと

畝傍
ならばまた動かせば良い。不活性化の理由は言わば「電池切れ」なれば外から充電すれば良い

武蔵
簡単に言うけど…長官…

畝傍
死んでしまったならダメだ。しかし…蘇生させる事は可能かもしれん。サンプルは山程ある。
一つ位は…。

大和
「微小な機械」を一つ一つ蘇生させるのですか

畝傍
串間提督の所で艦娘さんの治療に「あれ(活ける溶岩の特殊成分)」を使用したと聞いてる。
培養液に漬けといたら何か起こるのでは?。

信濃
何か理論的に…

畝傍
んな物は無い!勘…そう!閃きじゃ

武蔵
出た。長官の閃き!。

畝傍
真田は儂の閃きを幾つも実現化して来た
だから期待する。ダメ元じゃ
今頃は筑後の「活ける溶岩」を使って…

ステラさん…あくまでの妄想です。平に御容赦下さい

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[193]ステラスキー◆BPxI0ldYJ.
emoji[clock]05/07 20:55
>>184
すぐさま「銀色の砂」を回収し、真田、新見、スィンに加え、新型機の開発作業に携わっていた夕張も加わっての、懸命の解析作業が行われた。
その結果、

真田:その結果、この銀色の砂の正体が、判明しました。
長良:正体、ですって?
新見:はい。この銀色の砂は、不活性化した「ナノマシン」でした。

「「「ナノマシン」」」

秋月:それって、何なんですか?
スィン:簡単に言えば、「バクテリアと同じサイズの、自律行動が可能なロボット」ですね。
チェルヴォナ・ウクライナ:バクテリアと同じサイズの、ロボットだと?
夕張:はい。あの発生装置は、ナノマシンによって作られていた、ナノマシン郡体だったんです。
マックス・シュルツ:あのデカいのが、丸ごとですか……。
雪風:でも、何であの発生装置が、銀色の砂になっちゃったんですか?
真田:それなんだが、ちゃんとした理由があるんだ。
答えは単純。ナノマシンにエネルギーが供給されなくなったからなんだ。
富嶽:エネルギーが供給されなくなると、ナノマシンは動けなくなるんですか?
真田:ナノマシンはその大きさ故に、内部に内燃機関を持つ事が出来ないんだ。
外部からエネルギーをもらわないと、動けないんだ。
例えて言うなら、植物と水の関係だな。
植物は水を与えられないと、植物は枯れてしまう。
鈴谷:あぁ、なるほど……。

真田:だが言い換えれば、我々人間や艦娘もまた、ナノマシンの郡体であるとも言えるだろう。
飛龍:どういう事ですか?
真田:我々の身体を構成している細胞は、人間でもその数は1000兆個とも言われている。
それらの細胞一つひとつがナノマシンだと考えれば、我々もまた「ナノマシン郡体」なんだよ。

……………………………………。

テネシー:……、難しい話ね……。

大瀧提督:この作戦で、あわ良くば深海棲艦の技術や情報が手に入ると思ったんだが……。
「大山鳴動して、ネズミ一匹」だったって訳だ

その時、妖精が電文を大瀧提督に届けに来た。

妖精:大瀧提督に電文です。

……………………………………。

大瀧提督:やっぱり、来たか……。
龍驤:何が来たん?
大瀧提督:大本営からの、呼び出しだよ。
今回の作戦の説明を求める、だと
真田:私も、ご一緒しましょう。
大瀧提督:助かります専門的な部分は、どうしても苦手で
初春。留守を頼む。
初春:あい判った。
提督、気を付けての……。

続く。

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[192]一将◆UBn5Ujw3LA
emoji[clock]05/07 20:48
ゴースト矢「誤射にだけ気を付けろ。」

隊員「了解...こいつは酷い。皆殺し、か。深海め、その気なら容赦しない...」

ゴースト矢「川内隊、こっちは24名いる。分隊を別けてなやんとかするから船内掃除を頼む」

ゴースト川「了解。」

ゴースト神《何分で機関が復旧する?》

ゴースト矢「1時間」

ゴースト神《それは目安か?ドンピシャか?》

ゴースト矢「1時間ジャストだ」

ゴースト神《了解》

艦橋付近

艦橋に近づけば威力は大口径ハンドガン並のプラズマライフルの連射やサブマシンガン並の威力のプラズマガンの乱射に足止めを受け

ゴースト神「あの感じからして艦娘はまだ無事だな。どうせ治すんだ、バリケードごと吹き飛ばす...フラッグ」

隊員「フラッグ了解。ピンよし...3...2...投げよし!!!」

一斉にハンドグレネードを投げつけた死傷を多数出させ

ゴースト神「引導を渡してやれ!」

隊員「死ね!人間舐めんなぁ!!!」

隊員2「熱い!くそっ!焦げちまうっ!」

隊員3「皆殺しだ!!!」

艦橋内にも怒号や銃声や爆音が響き渡り救援に意気が上がり

?「動けるのはバリケードから反撃して!いい風、ふいてきたわね」

艦内

ゴースト川「武器庫に来たがロックされてるな。開けろ」

隊員「了解。」

深海「ヒキサイテヤル。悲鳴上げロォ!!!」

ゴースト川「反撃しろ!ケダモノを根絶やしにしろ!」

隊員「地獄で腐れぇ!」

隊員2「かかってこい!たっぷりいびり抜いてやる!」

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[191]たわし
emoji[clock]05/07 13:27
>>190四條暁海編〕弐

優達が金剛姉妹や姉妹と
交流を深めている頃…

厨房では…暁海達が子供の日に
柏餅と粽を作っていた…

【秋月】暁海
さて!こっちは餡子の調理が
出来たわ涼月提督はどう?

【涼月】雛
お餅の出来具合はこれ位ですか?

【秋月】暁海
うん!後は蒸して仕上げるから
沢山作って皆に配りましょう

【子日】斑鳩
餡子!美味しい〜♪

【汐風】斑鳩
あっ子日ちゃん
摘まみ食いはいけませんよ

【酒匂】斑鳩
本当に!どれどれ♪

パクッ!美味しい♪

【信濃】さくら
あら?酒匂ちゃんも

【秋月】暁海
二人共!摘まみ食いは
味見程度にねぇ
でないと中身の餡子が
なくなっちゃうから

【子日】【酒匂】斑鳩
はぁ〜い!

【涼月】雛
粽はどうします?

【秋月】暁海
これから作りましょう

厨房に遅れて参加する艦娘達

【羽黒】雛
すいません書類整理に
手間取ってしまって

【鈴谷】雛
わぁ〜い!柏餅だ〜♪

【熊野】雛
鈴谷!摘まみ食いしに来たの
ではありませんからね
お手伝いに来たのですから

【鈴谷】雛
解ってる解ってる♪暁海提督!
何処を手伝えばいいの?

【秋月】暁海
粽の餅を包んでくれない?

【熊野】雛
任せて下さい

【秋月】暁海
(餡子が足りないかも)

汐風ちゃんこっちはお願いね

さくらちゃん!餡子作り…
手伝ってくれない?

【汐風】斑鳩
はい!

【信濃】さくら
はい!暁海さんお手伝いします

ショートランドの皆で作った
柏餅と粽は皆に配られ
子供の日を楽しく過ごす事が
出来たそうな…

続く

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飛幡城
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