アーハン | 文豪姫とシャーペン

ぼくは、研究学園都市の生徒
愛月珱。（まなつきよう）

今日は先生から、塔の調査を頼むと言われたのだ。

人がまったくいないところにひっそりと立つ
この美しき塔に、ぼくは驚いた。

「ここが……悠久の塔か。行こう」

高級感が有る、扉を開ける。
多少重いが、問題なく開けられる。

中に入ると、目の前には階段と端には大きな窓がある。

嫌な予感が心のどこかでしているが、進むためには行かなくてはならない。

階段を上ると、本棚があり、それに目が止まる。

興味があり、一冊の本を手に取ると
ホコリをかぶっていた。

だが、ホコリをかぶっていても、見えるのは本の題名。

「……ダイアリーか」

日記だと言うことがわかり、興味がなくなった。

こういう類には興味がなくなるものでね。

さぁ、行こう。