マジカルウォッチ①

ある日俺は、街中でひとりの老人に、
呼び止められた。
その老人は俺に買って欲しい物が、
あるという…

いらない！いらない！貴方何ですか？
そう言う俺に老人は、
まぁ話だけでも聞いて下さい。
悪い話しではないから。
老人はそう言うと話しだした。

買って欲しい物とは、この腕時計じゃ。
だが、ただの腕時計じゃあない!!
時間を好きなときに、好きなだけ、
止められる時計なんじゃ…

はぁ…好きなときに好きなだけ、
時間が止められるぅ!!馬鹿じゃね～の!!

金額は千円でいいよ。
どうだい、千円なら騙されたとしても、
そう痛い金額じゃあないだろぅ。
この時計があれば、あんなことや、
こんなことも思うがままだじゃぞい。

俺は老人の言葉を聞いて、すぐにエロい、
妄想をしてしまった。
まぁ、騙されたとしても千円なら…
もし本当に時間が止められるなら、
千円は、メッチャ安い!!

わかったよぉ!!しょうがねぇなぁ～
俺は老人に千円を渡して、
時間が止められるという、
マジカルウォッチを手に入れた。
かまくび

2014/08/28 01:38

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