交際

息子を保育園に預けた後、私は呼び出された場所まで自転車を走らせた。

普段着のままで来た私を、男は不敵な笑顔でなめ回すように眺めた。

道端に自転車を停めて、私は茂みの中に連れ込まれた。

出勤途中のサラリーマンや高校生が登校して行くのを見ながら、男は私のカラダを弄ぶ。

服の上から胸を鷲掴みにしたり、乱暴に股間を触る。

｢お願い、やめて｣

懇願する私の言葉を遮るように、男の舌が口の中に侵入した。

｢う、うぐぅ、｣

呻くしか出来ない私を、執拗に弄ぶ男。

服の中に手を入れて下着をずらし、敏感な乳首やクリトリスを撫でる。

｢ハァン、アン、アァン｣

手足で抵抗するものの、淫らな悪戯にメスの反応をしてしまう。

｢あんまり暴れると、物音で通行人に気付かれるぞ｣

耳元で囁く男の卑劣な言葉に、私の理性は反発しながらも、欲望が沸くのを感じた。
りな