キャップを被った子



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[1]
数年前、俺はよくパチンコ屋に通っていました。
俗にいうパチプロもどきってヤツ。パチじゃなくてスロット専門で通ってました。
朝から並んで、設定変更を狙う。調子が良い時は日当10万以上もざらな時代でした。ただ朝早く並ぶのが辛かっただけで。
地元から電車でちょっと下ったエリアに通ってました。ライバルが少なくて、俺にとったら勝ちやすいホールがあったので。土日以外のほぼ毎日、朝から並んでました。
毎朝並んでいると、並んでいるメンツって決まってくるんです。
別に喋らないけど顔馴染みって感じで。暗黙のルールってものあって、常連同士だと割り込んだり横取りはしない。
顔馴染みの中に、いつもキャップを深々と被っている女の子がいました。多分恥ずかしかったんでしょうね。女の子1人で並んでたんだし。
ある新台導入2日目、朝並んでいると、馴染みじゃないグループがやってきました。
ツレ打ちっていって、数人のグループでツルんで打つ奴ら。俺は3番目で、6番目からそのグループが並んでいる状態。新台は5台しか無いから、並んでも意味無いのに。
開店と同時に扉が開きました。もう一気に流れ込む感じ。その時、小さな悲鳴みたいな声を聞きました。が、俺も新台確保でダッシュ。
台を確保して周りを見ると、なぜかあのグループの1人が台をキープしていました。
おかしいなぁ〜と思っていると、キャップの女の子が後からやってきました。
あ〜押されて邪魔されたんだなってスグに分かりました。グループのヤツはヘラヘラ笑いながら、友人と談笑中。キャップの女の子は一度見にきて、台が空いていない事を確認して去っていきました。
前日15万ほど勝っていたので、俺は女の子を探しました。その子は違う機種を物色していました。
『ねぇねぇ、押されたんでしょ?』
『えっ?まぁ〜』
『俺昨日勝ってるから、あの台やる?』
『いえいえ結構ですよ〜』
『俺違うので狙い決めてるのあるし、実はそっちの方が気になってるし』
『そうなんですか?なんか悪いですよ』
『全然平気だよ。ほら、こっちこっち』
俺はキャップの女の子に新台を譲りました。別に下心があったわけではなく、可哀相だったから譲っただけ。ちゃんと狙い台もあったし。
しばらく打っていると、女の子がコーヒーを持ってきました。
『スグに当たって、今2箱目なんです。代わりましょうか?』
『いやいや、これもイイ感じだから、気にしないで打ちなよ』
その後新台を見に行くと、俺が確保した台が爆裂中。あのグループのヤツが確保した台は全然ダメ。昼前でヤメたらしい。俺はというと夕方までに4箱出して、その日も七万ちょっとの勝ち。
次の日もキャップの子は並んでいたが、別に仲良く喋るでもない感じ。一応昨日の報告は聞いたけど。それからもずっと仲良くする感じでもない間柄でした。
それからしばらくして、友達と2人で打った日の事。二人して万枚オーバーの快挙?を達成。金曜だし今日は遊ぶか!って事で、電車に乗って池袋へ。メシ食って飲んで、ノリで風俗へ。
受付で、子柄で巨乳な可愛い系の女の子を指名。酔ってたんで結構ハイテンションでした。部屋に入ってもハイテンションは続き、ノリノリでシャワータイム。
先にシャワーを浴びている所へ、女の子が入ってくるシステム。
そんで洗ってもらってベッドへみたいな。女の子が入ってきて、体を手で洗ってもらっていたんです。もう息子はギンギン。
痩せてるのに巨乳で、しかもその巨乳の形がキレイ!乳輪も大き過ぎずだし、モロ俺好み。
泡で乳首や息子を優しく洗ってくれる。息子をシゴく手つきはぎこちないが、ツボを得ている感じ。
でもなぜか女の子があんまり俺を見ないんです。ほとんど顔も見ないまま、ベッドへ移動しました。
狭い部屋にベッドがあって、照明は暗く薄らピンク。
『じゃ〜そこに寝て下さい』
言われた通りに横になり、上に女の子が覆い被さってくる。
キスはNGなのかな?と思うぐらい、顔を寄せてこない。まぁ〜イイかと思い、ナスガママにしてました。耳から首筋、乳首、お腹、内モモへと舌を這わせていく。
ぎこち無い舌使いかと思ったら、亀頭への攻撃はウマい。手を使わずに、口だけで攻めてくるスタイル。両手を使って、竿と袋をちゃんと攻めてきている。
もうギンギンで、確実に我慢汁を垂れ流し状態です。
亀頭にまとわりつく舌。激しすぎるフェラじゃなく、どちらかというと優しいフェラ。ねっとりしてて思わずイキそうになる。
『ヤバいから交代!』
そういって強引に女の子をチンコから離し、押し倒しました。寝ても綺麗な巨乳。まだ若いのか、形が崩れていない。
しかも触ってみると、柔らかいけどハリのある巨乳。もうむしゃぶりつきました。
乳首を口に含みながら、舌先でチロチロ舐める。もう片方の手で乳首をつまみ、乳頭を中心に攻める。少し吐息が聞こえるぐらいで、女の子は感じているってほどでもない感じ。
俺はけっこうキスが好きなのでキスをしたいのに、女の子は横を向いている。耳を攻めながら
『なんでそっち向いてんのぉ〜』と聞きました。
パッとこっちを向いた顔を見てびっくり。パチンコ屋で朝並んでいたキャップの子じゃん!
『あっ?えっ??あ…どうも…』
思わず固まってしまいました。女の子は俺の目をジッと見ている。巨乳を揉んでいた手をどけ、思わず離れてしまいました。



[2]
『なんで?えっ?ここで働いてるの?』
『うん…そうだよ…』
『スロットで借金とか?』
『違う違う、スロットはストレス解消。勝ちたいって話もあるけど』
いっきに現実に戻された。俺はベッドに腰掛け、タバコを吸いました。
『違う子に交換してもらおうか?』
『いや…ん…イイよ』
良くない、全然良くない。すっかり性欲はどこへやらだし。
『もうシャワーで見た時ビックリしたよ〜、まさかってね』
『だから顔をそむけてたんだね、恥ずかしいからかと思ってたよ』
『それもあるけど、どうしよ〜って』
『だよね、今の俺もどうしよ〜って感じだし』
『よく来るの?こういう店』
『全然。今日友達と万枚オーバーしたから、ノリで来ちゃってね』
『えぇ〜イイ〜なぁ〜〜今週ずっと出してるよね?』
『そうなんだよね、今日でトータル60万抜いちゃったよ』
『すごぉ〜い!じゃ今日は豪遊だ?』
『友達次第かなぁ〜』
『友達もここにいるんでしょ?』
『うん、お気に入りがいるらしく、150分で入ってるみたいよ』
『そ〜なんだぁ〜凄いね〜』
『そうだ、俺も150分に延長するかな!どうせ待たなきゃだし』
『えっ?大丈夫?無理しないでイイよ…』
『いやいや無理はしてないよ、暇だしね』
『150分だとアタシこれで終わりだ(笑)』
『ラストか!じゃ〜ゆっくりしてなよ(笑)』
『じゃ、ちょっと待っててね!』
そういって女の子は部屋を出ていきました。延長の伝言は電話でしたらイイのに…5分ぐらいで女の子が帰ってきました。手にはビールが4本。
『延長言ってきたついでに、下で買ってきちゃった!』
俺たちはビールを飲みながら、スロットの話をしました。内緒にしてたホールのクセとか。
『はぁ〜気持ちイイ〜』
そういってベッドに横になった。電気を明るくしたせいで、よく顔が見える。ホント良く見ると、結構可愛い。ノーブラでドレスを着てるから、横になった時ちょっと乳輪が…
ヤバ…勃起してきた…他の事を考えようと、俺はスロットの話を続けた。
『ねぇ〜しよっか?』
モモに頭を乗せて、俺を見上げてくる。可愛い…しかも胸の谷間から乳首がポロリしてるし。
『大丈夫?何かやりにくいでしょ(笑)』
『もうこんなになってるのに?』
俺のチンコを握りながら言った。トランクスの上からシゴく。
そしてトランクスの前ボタンを外し、亀頭を引っ張り出した。亀頭だけ露出させて、舌先でチロチロ舐めてくる。
もう我慢なんて無理。俺は女の子を押し倒した。すると今度は女の子の方からキスをしてきた。俺の頭を押さえて激しいキス。さっきまでのプレイスタイルとはうって変わって、モロ淫乱系。
俺の舌をアフアフ言いながら吸い続ける。アソコに手を伸ばすと、体がビクン!と反応した。指にはべっとりと液体が付いている。
『凄いよ…こんなに濡れて…ほら…」
「あぁ〜んっ…だって…あっ…」
もう濡れ方が半端じゃなかった。アナルにまで滴るほど濡れまくりなんですから。しかも触るたびに体をビクつかせて、腰がグイグイ動いてるし。
中指を入れてみると、抵抗もなくヌルッと入った。体が小さいせいか、中も狭い。とうっかなんだ?このヒダヒダは。
Gスポットあたりを、中指の腹で触ってみる。
ツブツブした感触があった。しかもそこをなぞるたびに、膣内がウネウネ動く。面白くなり人差し指も挿入。二本の指でGスポット周辺をなぞってみた。
「だ、ダメよ、そんなことは…あう、あう、あうっ…ねぇ…もう…あうぅぅ」
まるでウネウネ握られているように、膣内が収縮している。俺はじょじょに激しく指を動かした。
「はぅ…だめぇ…出ちゃう…あうぅ…」
「なにが出ちゃうの?」
「だっ…だめってば…もう…出ちゃうから…あっ…」
潮なんてふかした経験もないから、面白くなって激しく動かす。指の動きに合わせるように、腰の動きも激しくなる。膣内も、まるで口の中のように動いている。
「あっ…でちゃっ…だめっ…あっあっ!!」
ビシャビシャと音を立てて、アソコから液体が噴き出てきた。グッチャグッチャと音が出る。背中を反らせながら、潮をふきながら果てたようだった。
「すごいね…俺初めて生で見たよ」
「はぁ…はぁ…もう…恥ずかしいでしょ…」
ちらりと時計を見ると、あと40分ある。少し休憩するか。俺は隣に添い寝をした。
「久し振りにイっちゃった♪」
耳元で囁いてくる。と同時に、耳の中に舌を入れてくる。ゾクッとする。
「ねぇ…我慢できなくなっちゃったぁ…シヨッ?」
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[3]
「素股?」
「違うでしょ(笑)入れて?ゴムあるから…」
枕元にある棚から缶を取り出し、ゴムを手渡された。
「間違えた!とか言って入れてくる人いるから、ゴムがあるんだよ」
優しい手つきで、息子にゴムを付けてくれた。そしてそのまま上に乗り、自ら息子をアソコにあてがってきた。
「あぁ…かたいぃ…はぁ…」
ゆっくりと入れる。根元まで入ると、前に倒れこんできて、ねっとりとしたキスを求めてきた。
キスに応じていると、勝手に腰を動かし始めている。上下に動いたかと思うと、前後に擦りつける。胸に柔らかい巨乳と、硬く勃起した乳首が当たる。
「あう、うんっ!…すごい…気持ちイイ…あぁ〜…」
まるで犯されている気分でした。指を入れた時にも感じていたツブツブ。ゴムを通して、少しだけその感触が分かる。すげぇ〜なに?このツブツブは…ヤバすぎ…
「ちょっと…気持ち良すぎでヤバいって…」
「だめぇ〜まだイっちゃ駄目(笑)」
腰の動きを止めて、俺の頭を掻きむしりながらキスをしてくる。
「んはぁ…んっ…んっ…はぁ…っ…」
このキスが猛烈にやらしい。俺の口の中を全て舐めまわすつもりか?ってぐらい舐めてくる。
歯茎や舌の裏、唇、もう全部を舐めまわしてくる。
「ねぇ…当たってるの分かる?奥に…ほら…」
亀頭の先がコリコリした物体に当たっているのが分かった。
「そこが気持ちイイの…ねっ?動いてイイ?」
「イキそうになったらやめてね?(笑)」
「うふっ……可愛いっ」
俺の方が年上だろ!と思ったが、もうそんな事はどうでもイイ。彼女はまた上で腰を卑猥に動かし始めた。俺の胸に手をつき、激しく腰を動かす。下から見る巨乳は最高でした。プルンプルン揺れて。
「あっ…当たるっ…すごっ…イイ…あっ…はっ…」
次第に動きが激しくなる。今度は前後左右の動きが多いせいか、まだ限界にはほど遠い。
「イっちゃいそう…ねぇ…イってもイイ?あっあっ…あっ…ねぇ?」
そういうと、またキスをしてきた。
「んっ…イクっ…んっ…んっ…イクッ!!」
膣内が猛烈に収縮しているのが分かる。そして俺の舌を吸いながら、彼女はまた果てた。
それからの30分は、ずっと入れまくり。バックや正常位、座位、立ちバック。最後の正常位は特に狂っていた。ただ出し入れをしているだけなのに、抱き付いて来て痙攣してたし。
「もうイキそうだよ…」
「はぁぁ…あっ…そのまま…出す?あっ…お口に…出す?」
「どっちが好き?」
「アタシは…お口が…好きっ…ねぇ…出して?おく…ち…に…っ…」
限界間近にチンコを抜き、ゴムを取って顔に近づけた。すると勢いよくしゃぶりついてきて、思いっきり口の中にドクドク出した。驚いたのは、口に出した精子を飲んだ事。出している時からそれは分かった。
「んぐっ…んぐっ…」
ドクドクと出している時に、呑みこんでいるのが分かった。イキ終わったチンコを離さず、舌でねっとり舐めまわす。最後の一滴まで吸い取るかのように。
しばらくお互いに放心状態のまま横になっていた。そして時間がきて、その日が終わっていった。
次の日も俺はパチンコ屋の前で並んでいた。ポンポンと肩を叩かれ振り向くと、そこにはキャップ無しの彼女がいた。
「おはっ♪」



[4]
「おう…キャップは?」
「もうイイかなって、1人じゃないみたいだし(笑)」
俺といるから恥ずかしくないってか。なんだか不思議な気分だった。昨夜あんなに激しく淫乱だった彼女が、今は可愛らしい女の子。しかも昨夜の事には触れてこない。
「今日の狙い目は?」
「オレは○○○○○○の右から3番目と、○○○の右から2番目かな」
「えぇ〜なんで?」
「それは教えない(笑)どっちか打つ?」
「ううん…アタシは○○○○○○○の入口から4番目が気になってるんだけど…」
そんな他愛もない会話をして時間をつぶした。結果、その日、俺は4万の勝ち。彼女は2万の勝ち。
打ってる時もコーヒーあげたり、昼飯食いに行ったりした。傍から見たら、恋人同士ぽかったと思う。まぁ〜肉体関係はあるんだが。
次の日もその次の日も、同じように過ごした。彼女は朝から夕方過ぎまで打って、その後は出勤していた。週3回の出勤らしい。
「生活に困ってるの?」
「うぅ〜ん…そうでもないけど、なんとなくかな…」
なんとなく風俗で働くんかい!そう突っ込もうと思ったが、結局言えず。
ある日の朝、彼女は来なかった。仕事じゃないし…と思い1人で打っていたが、気になってメールしてみた。
「もう昼過ぎだけど今日は打たないのかい?」
しばらくして返事が返ってきた。
「朝起きたら熱があって寝てるぅ〜」
オレは外に出て電話をした。
「大丈夫か?薬飲んだ?」
「うぅ〜ん…薬ないから…寝てるだけだよ」
「何も食べてないの?つか家族は?」
「アタシ1人暮らしだし。食欲もない〜…」
「つか熱何度あるの?」
「さっきは38度ちょっと」
「ダメじゃん!薬持って行ってやるから待ってろ!」
「イイ〜ってば…今日も出てるんでしょ?」
「そうでもないから大丈夫。ちょっと待ってて、薬買ったらまた電話するから」
買って持って行ってやるとか言ったが、家の住所すら知らない。オレは急いでスロットを止めて、近所のドラッグストアーへ行った。そして解熱歳や栄養ドリンク、スポーツドリンク、レトルトのお粥などを買った。
「これから向かうから、住所をメールしてくれ」
送られてきた住所は、池袋から数駅の地域だった。オレはタクシーに乗って、その場所へと向かった。
言われた通りのマンションを見つけた。大きなマンションで、エントランスも広い。もちろんオートロック。
言われた部屋のインターフォンを鳴らすと、彼女が出てロックが開いた。高級マンションじゃん…部屋は16階の奥だった。
玄関の前でインターフォンを鳴らした。しばらくして扉が開き、中からスエット姿の彼女が出てきた。
「大丈夫?歩けるか?」
「うん…はぁ…クラクラする…」
オレは彼女に肩を貸して中に入った。彼女のマンションは、3LDKだった。こんな部屋で一人暮らしとは…そう思いながら、彼女を寝室に運ぶ。寝室は10畳近くあって、ベッドはダブルサイズ。
「お粥も買ってきたから、食べて薬飲むんだぞ?ちょっと台所借りるね」
お粥を食べて薬を飲んだ彼女は、ぐっすり寝ていた。熱は40度近くまであって、ちょっとヤバい感じ。オレはリビングでTVを見ていた。次の薬の時間までいなきゃな…
夕方過ぎになって、彼女の熱を計った。解熱剤のおかげで、37度台に。薬を飲ませて、夜の薬とお粥の準備をして俺は帰った。
その日の夜、彼女から電話があった。少し楽になってきた、ありがとうと。オレは明日の朝も行くと伝えた。
朝行ってみると、彼女は起きていた。食べたい物を聞いて、俺は買出しに行く。その日も夕方過ぎまで、彼女の部屋にいた。
3日目の朝、彼女から電話があって、もう大丈夫だと言われた。心配はしたが、俺はパチンコ屋に向かった。前日のデータが無い状態でも、俺は4万の勝ち。そして帰る前に彼女の電話した。もう彼女は元気だった。
それから彼女とは連絡を取っていたが会ってはいなかった。1週間後、彼女からお礼がしたいと言われ、マンションに呼ばれた。
スロットで稼いでから、到着したのは19時過ぎ。テーブルに並べられた料理にビックリした。海老チリやら春巻きやら、中華料理が並んでいたから。
「これ全部作ったの?」
「うん!料理教室にも行ってたからねぇ〜」
味は抜群だった。用意してあった焼酎はなんと魔王。料理はウマいし酒も美味しい。
実は彼女、実家から毎月100万近い仕送りがあるらしい。
かなりの地主らしく、想像以上にリッチなんだとか。この部屋も賃貸ではなく、自分名義で購入したマンション。
なんで風俗で働いてるんだ?と質問してみた。
「うぅ〜ん…なんかねぇ〜エッチも嫌いじゃないし…」
そんな理由かよ!スロットだけやってても、暇なんだとか。風俗も暇つぶしでスロットも暇つぶし。羨ましい話だが、聞いているとなんだか可哀相な気持ちになってきた。お金はあるけどやりたい事が無い。
この日は彼女の部屋に泊まった。あれから一回も出していなかったので、3回もヤった。彼女は数えきれないほどイっていた。
彼女との関係が、それからしばらく続いた。彼女は風俗をやめ、スロットだけをしながら暮らし始めた。新しい車を買ったといって乗ってきたのはベンツ。それに乗っていろいろ遊びに行った。
車の中でもヤりまくった。彼女の性欲は底なしで、言えばどこでもチンコをしゃぶった。
車の中は勿論、公園でもトイレでも。ある時なんて、病院で検査してきた!と言って、診断書まで持ってきた。
その日から生でしてくれと言われ、いつでも生。中出しはしないで、いつも口内発射。しかも飲む!みたいな。
そんな彼女との関係が終わったのは突然だった。
「アタシ明後日地元に帰るから…」
ちょっとした帰省だと思っていた。だからそっけなく「おう!」と答えただけ。狂ったように体を求めあって、狂ったように喘いでいた。
「ねぇ…飲ませてっ…たくさん…飲ませてっ…はぁ…」
その日から彼女が地元に帰る日まで、俺は泊まった。部屋ではずっと裸で、ピザや出前を取って過ごした。オレの息子が復活する度、彼女はフェラをしてきた。さすがに立たなくなると、持っていたバイブを使った。
「入ってるぅ?あぁ…オマンコに…見てぇ?…写メ撮ってぇ…」
携帯やデジカメで写真やムービーを撮って楽しんだ。
フェラしている時、バイブで遊んでいる時、入れている時、騎乗位で動いている時。あらゆる卑猥な場面を撮った。
彼女を東京駅に送った帰り道、彼女からメールが届いた。
「昨日撮ったので楽しんでね♪」
「帰ってくるまでコキまくってやる!帰ってきたら飲ませないからな!」
「ばぁーか!(笑)」
これが最後のメールだった。夜になって彼女に電話をした。
「現在使われておりません…」
あれ?と思い携帯を確認したが、彼女の番号。もう一度かけても同じ。メールをした。でも返事は無かった。
次の日も彼女からの連絡を待った。マンションにも行ったが、彼女はいなかった。結局、彼女からの連絡は無かった。
それから1年ちょっと。彼女の事は思い出になっていた頃、彼女から電話があった。公衆電話だった。



[5]
「やっほー!元気?」
「おまえ…何してんだよ?いきなりいなくなりやがって」
「携帯変えてないんだねぇ〜メールも?」
「人の話聞いてんのかよ!変えてねぇーよ」
「そっかあ〜また連絡するね!」
一方的に切られた。思い出が一気に蘇ってきた。懐かしい思い出。
その日の夜、メールが届いた。なんと…赤ちゃんと一緒の彼女の写メ。
実は彼女、地元で結婚していた。政略結婚みたいな感じの結婚だったらしい。あの日、地元に戻って、2週間後には婚約していたとか。
「赤ちゃんいるから暇じゃないよ〜」
何なんだか…破天荒というかなんというか…
今でも時々彼女からメールがある。オレは彼女の地元も、本名も知らない。どこに住んでいるのか、何をしているのか、さっぱりわからない。
今でもあの時のハメ撮りした写真と動画は、俺の部屋で大切に保管してある。

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