エヴァの著作権は自分の家族にあると主張する無職、アニメ制作会社を脅迫「京アニみたいにならないと良いね」

人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの制作会社を名指しし、「京アニみたいなことにならないと良いね」などとSNS上に投稿して脅迫したなどとして35歳の男が逮捕された。
岡山市の無職・犬飼典昭容疑者は7月、庵野秀明氏が代表取締役を務める制作会社「カラー」に対してツイッターなどに「京アニみたいなことにならないと良いね」などと複数回、投稿して脅迫し、業務を妨害した疑いが持たれている。

警視庁によると犬飼容疑者は、エヴァンゲリオンなどの著作権は自分の家族にあるなどと主張し、庵野氏と出版元のKADOKAWAを名指ししたうえで放火や殺害を予告していたという。
取り調べに対し、犬飼容疑者は「相手が怖がると分かったうえでやりました」などと容疑を認めている。

犬飼容疑者のものとみられるツイッターアカウントには、プロフィルで「エヴァンゲリオンの版権者」と自称するなど、不可解な書き込みが散見された。
7月7日には庵野氏を名指しして「死ね」とツイートしていた。
京都アニメーション放火事件が発生した7月18日には「京都アニメーション　リアル炎上商法ですか？」とツイートした。