【岸田政権】米国主導の言いなり「アジア版NATO」に現実味



 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、フィンランドが12日、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を速やかに申請する方針を発表した。日本でも、ロシアや中国の脅威に対抗する軍事同盟の必要性を訴える声が大きくなりそうだ。

「アジア版NATOの構想が進んでいます。具体的には、対中国包囲網を目指したクアッド4カ国(日本、米国、インド、豪州)の枠組みを基本にした軍事同盟です。24日には日本でクアッド首脳会談が開かれ、米国のバイデン大統領も来日する。ただし、インドはロシアから武器を購入し、今も石油や天然ガスを安価に調達するなど関係が深く、この構想に乗ってくるかは不透明。米、英、豪の3カ国による安全保障同盟のオーカスを基軸に、日本と韓国が加わる形になる可能性もあります」(防衛省関係者)

 韓国では10日に保守派の尹錫悦大統領が就任し、日韓関係の改善が期待されている。バイデン大統領も訪日に先立って、20日に韓国を訪れる予定だ。就任10日後という異例の早さで米大統領との首脳会談が行われる。

「日韓の関係改善は米国の強い要望でもある。北東アジア地域において明確な形で中ロ包囲網を形成するには、日韓、そして日米韓の連携が不可欠だからです」(前出の防衛省関係者)

 こうした動きに中国は反発。米国に対し、アジア版NATOを構築しないよう警告した。「ウクライナ危機を口実に、米国の覇権主義を守ろうとしている」というのだ。米国主導でアジア版NATOを強引に進めれば、一触即発の事態になりかねない。

軍事同盟は諸刃の剣でリスク増大

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「軍事同盟は結んだから安心というものではなく、憲法解釈の変更で日本も集団的自衛権を行使できるようになった今、戦争に巻き込まれるリスクも格段に上がる。諸刃の剣で、かえって国を危険にさらすことになりかねません。実際、ロシアはフィンランドがNATOに加盟すれば対抗措置を取ると警告している。アジア版NATOは本当に日本の国益になるのか、フィンランドの情勢も参考にしながら、慎重に見極める必要があります」

 米国の言いなりでNATOの尻馬に乗るだけの岸田政権では心もとない。

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emoji[clock]2022/05/18 14:54emoji[house]

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