【丸山容疑者】不倫相手は自民県連関係者か 車買い替えの証拠隠滅も



妻殺害容疑の丸山大輔自民党県議、妻の実家からの資金援助は1億円近く 不倫相手は自民党の県連関係者か 車買い替えの証拠隠滅も

 子どもにとっては、自慢の父親のはずだった。

「長野県塩尻市に住む丸山希美さん(当時47)が、'21年9月29日に自宅兼酒蔵で何者かに殺害された事件で、長野県警塩尻署に設置した捜査本部は約1年2か月にわたる捜査の結果、被疑者を特定。会社役員の丸山大輔容疑者(48)を11月28日、殺人容疑で逮捕した」(捜査関係者)

 被害者遺族である夫が“殺人犯”として逮捕され、激震が走った――。

「もう、言葉もありません。丸山さんの中学生と小学生の息子さんが心配で……。お母さんが亡くなったショックからお休みしていた学校も、やっと行けるようになったのに。上の子が学校帰りに家の前で友だちと話している姿を見かけると、切なくて。お母さんが亡くなって、ただでさえ寂しい思いをしていたのが……」

 近隣住民の女性は、力なく語ると目に涙を浮かべた。

(略)

 ふたりは青年会議所で知り合い結婚し、2人の子宝に恵まれた。希美さんは家庭に入り、丸山容疑者を支えた。

「希美さんは経営がうまくいってなかった酒造を、立て直そうと一生懸命でした。彼女の実家は全国各地に支店を持つ有名漆器店ですから、経営ノウハウを提供してね。新たに杜氏を迎え入れ、酒の味を改善した。杜氏が入った当初、酒蔵を見て“この環境では、いい酒は造れない”とこぼしたそうです」(同・知人男性)

 希美さんは懸命に働いた。

妻の実家からの資金援助は1億円近かった

「歴史ある酒蔵ですから、施設も老朽化していた。その設備の修繕費などは、希美さんのご実家から資金援助を受けていた。それ以外の部分でも助けてもらっていたので、そうとうな金額を援助してもらっていたはず。たぶん1億円近かったんじゃないかな……。丸山クンを県議の仕事に集中させるため、酒造の運営は、希美さんが担っていた。商品企画や資金繰りに至るまで、全部です」(同・知人男性)

 希美さんは、丸山容疑者の家業再建に奮闘するも、評価を覆すのは難しかった。前出の近隣住民の女性が明かす。

「杜氏さんと希美さんの2人が、酒造を盛り立てようと頑張っていました。でもね、地元では悪いイメージがついてなかなか……。市内の飲食店でも“あの酒は不味いから置かない”なんて声もありました。選挙が近づけば大輔クンと一緒にあいさつに来てね。明るくて社交的で、本当にいい奥さんでしたよ」

 そして、こうも続ける。

「なのに大輔クンについては何年も前から悪い噂が聞こえていて。“アイツは女とイチャついていた”とか“彼女と遠くに遊びに行ったらしい”とかね。仲のいい夫婦に見えたので、私は信じなかったんですが……」(同・近隣の女性)

 一部報道では、丸山容疑者が不倫しており、夫婦の間に“離婚トラブル”があったとも報じられたが、丸山容疑者の“女遊び”は、地元でも知られた話だった。青年会議所の関係者が証言する。

容疑者の不倫相手は自民党の県連関係者か

「問題の不倫相手は既婚者で、丸山さんも所属していた自民党の県連関係者だと聞いています。家業は奥さんに任せて、よくやるなと呆れますよ。議員としての能力もなかった。家業もまともに経営できない人に、県政を担えるわけがないでしょう」

 聞こえてくる評判は、悪いものばかり。希美さんとのトラブルはほかにも。

「今年の9月から、“別の人に酒造経営を任せる”という話は聞いていました。希美さんが亡くなり、運営が回らなくなったのでしょう。だが、経営方針をめぐるトラブルは、希美さんが生前のときからあったという報道も。資金援助を受け、希美さんが一生懸命に立て直したわけですから、他人に経営を任せるなんて、許せないでしょう。希美さんが強く反発し、揉めていたのでは」(同・関係者)

(略)


emoji[clock]2022/12/05 12:53emoji[house]

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