十両・大砂嵐が無免許運転で事故、　妻「運転したのは自分だ」などとウソ！防犯カメラの映像で発覚

エジプト出身で大相撲の十両八枚目の大砂嵐は今月初め、長野県山ノ内町で無免許で車を運転し、前の車に追突する事故を起こしたという。
事故でけがをした人はいなかったという。

大砂嵐は事故の際、妻と車に乗っていて、警察に「国際運転免許証を持っている」などと説明したが、実際には国際運転免許証は効力がない状態で無免許運転だったという。
その後、妻や弁護士と一緒に警察署に出向いた際、妻が「運転したのは自分だ」などと、一時事実と異なる説明をしたが、現場付近の防犯カメラの映像などから、大砂嵐が運転していたことが確認され、本人も認めたという。

警察は今後、改めて事情を聴いたうえで大砂嵐を道路交通法違反の無免許運転の疑いで書類送検する方針。
日本相撲協会は、各部屋に所属する現役の力士に誓約書を提出してもらい、車やバイクの運転を禁止している。

大砂嵐はエジプト出身の２５歳。平成２４年の春場所で初土俵を踏み、平成２５年の九州場所でアフリカ大陸出身の力士として初めて新入幕を果たした。
初場所も出場していて、これまで１勝７敗。
日本相撲協会は「この事案を把握できていないので、早急に事実関係を調査したい」としている。