自作の火炎放射器を公園で使用したユーチューバー「作るのは水鉄砲と大して変わらない」

公園で自作の火炎放射器を使用したとして、横須賀市の派遣社員の男（20）が軽犯罪法違反（火気乱用）の疑いで書類送検された。
男は去年8月と9月の未明、市内の公園で、自分が作った火炎放射器を使用した疑いが持たれている。

警察によると、火炎放射器は金属を機関銃のような形状に加工してあり全長60センチ、重さ3キロほど。引き金を引くと燃料の灯油が噴射されて筒から炎が出る仕組みだった。
ネット上で製造方法を調べ、ホームセンターで購入した資材などを使い、数カ月かけて作ったという。

男は火炎放射器を噴射する様子をユーチューブで公開していたことから事件が発覚した。
警察の調べに対し、「作るのは水鉄砲と大して変わらない。ネットに載せて注目を浴びたかった」「今後うまく威力が増せば、売ろうと思っていた」と話している。
男は高校の機械科出身で、機械の組み立ては得意だったとみられ、警察は改良前の試作品も押収した。

現在ユーチューブ上では「火炎放射器の作り方」の動画が複数アップされている。
海外では、ユーチューバーが火炎放射器付きスクーターで公道を走り、逮捕された例がある。