「犯罪してもいいけど放火だけは絶対せん！」と語っていた男、放火容疑で逮捕される

「は、犯罪はしてもいいけど放火だけは絶対せん！したくない。ここに誓って言うけどね、そんなことは絶対せん」

「放火だけは絶対にしない」と、自らの胸をたたきながら、FNNの取材にそう強く語っていた男。
しかし、この翌日の18日、放火の疑いで逮捕された。

男は、福岡市東区の無職・川添勝容疑者(47)。16日夜、自宅アパートの前に駐車していた軽自動車に火をつけた疑いが持たれている。
火事があったことは近所の人から聞いたと話していた、川添容疑者。
ところが、こちらが水を向けるのを待つことなく、自ら警察に疑われていることを明かし始めた。

「6時間も事情聴取…で警察のほうも、自分が疑わしいじゃないが、疑っているみたい」
「『本当のとこを正直に言え』『火をつけたなら火をつけたと』と（言われた）。は？ここに誓って言うけどね、そんなことは絶対せん」

この時は一貫して、放火への関与を否定していた川添容疑者。しかし、その後の取り調べには、「間違いありません」と話したという。
川添容疑者が住んでいるアパートでは、2018年6月にも、車のボンネットや郵便受けを焼く不審火があった。
警察は、それらについても関連を調べている。