15 まぁ、低空性能はなんとかね



ホーカー・タイフーン Mk1.B
ハリケーンやスピットファイアの後継機とすべくイギリス航空省からホーカー社へ開発発注された機体で、マーリン系エンジンに較べ一気に2倍の馬力のセイバーエンジンを搭載し、更に飛躍的な高性能な機体になる予定だった。

エアフィツクス1/72 ホーカー・ハリケーンMk1-B
うずら1/72コレクション 20機目

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うずら
emoji[clock]2014/10/25 15:29
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[7]ハインケル◆4JZGKuW9WA
emoji[clock]01/19 23:33
うずらさん、マルコスさん、皆さん、こんばんは。
作品拝見しました。
このキットでは搭載機銃と銃弾が再現されているんですね。
機体の汚れも濃すぎずちょうど良い仕上がりです。
タイフーンはHe162ザラマンダーに1機撃墜されたとゆう未確認情報があるらしいです。


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[6]うずら
emoji[clock]10/25 17:27
胴体内に燃料タンクを設置するスペースは無く、主翼内の主脚収納部の前側と20mm機関砲に挟まれたスペースに小分けしたタンクを収めてある。
爆弾900kg装備の場合、航続距離は僅か810kmしか無い。

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[5]うずら
emoji[clock]10/25 17:26
タイフーンの設計上の最大のミスと言われる分厚い主翼は、もともと空軍が20mm機関砲6門、または7.7mm12挺装備を要求し、これをクリアする為に採用したと言われるが、既に試作発注の時点で20mm4門に変更されていて、改設計する時間はあった。

やはりホーカー社の手抜きと言われても仕方が無い。

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[4]うずら
emoji[clock]10/25 17:24
エンジン出力は約2倍だが、スピットファイアより遅い640km/hは物足りなかったが、低空性能は良く、ドイツ空軍ヤーボの迎撃にはそれなりに効果があった。

1944年6月以降 連合軍の大陸反攻作戦が始まり、戦闘機隊に対地攻撃任務が課せられ、この分野ではタイフーンの大搭載量、低空性能が遺憾なく発揮されドイツ軍にとっては最大の脅威となった。

結局、タイフーンの真価は戦闘機としてではなく戦闘爆撃機としての存在にあり、設計スタッフにとっては心から喜べなかったかも知れない。

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[3]うずら
emoji[clock]10/25 17:22
更に加えて、セイバーエンジンの不調、飛行中の安定不良、機体の不具合など問題が多発し実用化は無理と思われた。

しかし、折りしも第二次世界大戦初期 イギリス空軍がドイツ空軍の大攻勢にあい苦境に立たされていたため、半ば強引に生産に入った。

しかし、各不具合の解決に1年以上も要し、どうにか実用機として使えるようになったのは1942年後半になってからである。

また、その時期にはタイフーンの改良型テンペストが初飛行している。

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[2]うずら
emoji[clock]10/25 17:03
ホーカー社設計スタッフにとっては事実上初の全金属製戦闘機であり、前作ハリケーンの、スピットファイアに対する見劣り部分は大いに教訓として活かされるべきであった。

しかし残念ながら教訓として活かされず、
2倍のハイパワーエンジンの威力を相殺する空力的に何の工夫も見られない機首部分の冷却器の配置、
ハリケーンと同様の分厚い主翼に象徴される空力的な洗練を欠いた設計
により、1940年2月に初飛行した試作機の性能は2000馬力級戦闘機としては冴えないものだった。

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[1]うずら
emoji[clock]10/25 15:31
1937年 半ば、イギリス空軍省からホーカー社に開発発注された。
搭載するエンジンは液冷水平H型24気筒 2180馬力のネピア・セイバーエンジンが選定された。
ホーカー社ではもう一種の新型エンジン、液冷X型24気筒、1980馬力のロールスロイス・バルチャーを搭載する、ほぼ同設計の戦闘機トーネードも開発したが、バルチャーの失敗により試作のみで開発は中止された。

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