19 ラバウルの魔王



三二型のいいところをそのままに、二一型なみの航続力、運動性能を復活させた二二型。
間に合わせで開発された本型だったが、エンジンはわずかだがパワーアップしており、言わば零戦開発当初の理想を具現化した、もっともバランスの取れた機体となった。
しかし、敵機の速度、火力の向上と水平面での空中戦から、高度差を利用した垂直面での一撃離脱戦法が主流となった戦場では、二二型ですら役に立たなくなっていった。

タミヤ1/72 零戦二二型

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うずら
emoji[clock]2015/01/10 14:59
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[5]うずら
emoji[clock]01/10 22:44
22型は狙い通り航続力2600km程度には回復した。速度性能は主翼が長くなり、32型よりも自重で
56kg、全備重量で135kg重くなったため、32型から4kmほど低下して540km/hとなったが、水平面での
運動性能は向上し、総合性能では21型、32型よりもアップしている。
逆に言えば、速度低下は4km/hに過ぎず、32型の角形翼端が空力上さほど速度向上に適切では
なかったことが証明されたわけである。開発当初、零式3号艦上戦闘機と呼ばれたこの試作機は、昭和17年10月に完成。ただちに量産発注
が開始され、12月には部隊配備が始まった。そして翌年昭和18年1月29日づけで、零式艦上戦闘機
22型(A6M3)の正式名称で兵器採用された。
量産はこれまた三菱でのみ行われ、17年12月から18年8月まで560機が生産された。
量産の途中からは、主翼の20mm機銃が長銃身の99式2号固定銃3型に換装され、零式艦上戦闘機
22型甲(A6M3a)と称された。

主な配備先は空母部隊で、17年末から就役した。昭和18年1月から陸上基地部隊支援のために
ラバウルに進出した1航戦航空母艦「瑞鶴」戦闘機隊は、21型/22型の併用だった。

以上、ラバウルの魔王でした。
これは2014年 大晦日、この蕎麦が出来上がる前にそこを片付けんと全て捨てるぞ!と脅されながら完成した最後の完成品です。

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[4]うずら
emoji[clock]01/10 22:39
航続力だけを見るなら、21型をそのまま使えばよいのだが、やはり190hpとはいえ出力の大きい
エンジンを積んだ方がいいわけで、本型の開発は進められた。

ラバウルの魔王と呼ばれた 西澤飛曹長機です。
ソロモン上空を飛ぶ写真はとても有名です。

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[1]うずら
emoji[clock]01/10 22:24
三二型の航続力があまりにも低下したため海軍は、即座に航続力延伸型の開発を三菱に命じた。
これは三二型の翼幅を再び12mに戻し、翼端折りたたみ装置を復活、外翼内に新たに45リットル入り燃料タンクを追加した、航続性能向上型であった。正式な型式名はA6M3のままだが、機体名称は零式艦上戦闘機二二型(A6M3)とされた。本来なら三二型からの改良版なので零戦四二型となるはずなのだが、四二型は「死に」につながり縁起が悪いとして、21型のエンジンだけ換装したものと解釈され、二二型という名称になったわけである。記号のA6M3も、本来ならA6M4になるはずだったが、これも「死」につながるとしてA6M3のままになった。

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