革命闘争の果てに〜後日談〜
掃討作戦の後、町は軍により平定された。革命勢力は一掃され、町には灯りが戻った。瓦礫と埃にまみれた町は復興に向けて歩みを始めた。
ダンススクールの女将は作戦指揮官の将校に部屋を貸し出す代わりに建物を軍に修理させている。
実利主義者の女将と違い、娘は複雑な思いを抱えていた。
ペイブホーク
2016/05/04 21:23
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[3]マルコス
06/02 00:08
ペイブホークさん
ここでちょっとコメントさせて頂きます(^^)
人々の欲望と思想はまことに紙一重なもので 勝手なものです(^^;
日本は戦後あまりに戦勝国気取りの半島の意のままに操られ いまや無政府ごときなアナキスト国家になりつつあるかもしれません(^^;
当たり前な政府や秩序や法は いまや操り人形のように 金や権力に溺れて日本国を腐敗させています。
ペイブホークさんのこの作品には政治的な意味合いはないと思いますが 私はかなり考えさせられる物語です(;・ω・)
実際に今現在は赤との戦いよりは かつて西側 特にアメリカに協力し裏切りられた戦士ムジャーヒド達との争いに見えて仕方ありません(゜ロ゜;
言葉少なで申し訳ないです(;・ω・)
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[2]娘は複雑
05/04 21:45
女将の娘はあれから心を閉ざしてしまい、来る日もずっと外を見ている。だが道を通るのは軍の車と迷彩服の兵士ばかり。決してそんなものが見たいわけではないに違いない。
だが、建物内にいる将校はもっと見たくない。決して目を合わせない。
革命組織のリーダーに好意を持たれ、恐らく一瞬だけだが靡きかけたときがある。それは独裁政権打倒の狂喜の中で起きた心の揺れだった。
だがその後の無能ぶりを母が見限り、娘も愛想が尽きていた。だからもうどうでも良いことだが、将校にそのことを何か言われたくない。
たぶんそんな心境なのだろう。
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[1]1階
05/04 21:34
瓦礫は綺麗に片付けられ、兵士の手により窓に板張りが施されている。
革命のときは革命組織に建物を使わせたが、そのせいで戦闘に巻き込まれ、ダンススクールは完膚なきまでに破壊されてしまった。革命組織が新しい国を築き上げると信じていたが、待てど暮らせど革命組織は良い暮らしを提供してくれない。
独裁政権は民衆を苦しめたが、電気と最低限の食糧は与えてくれた。だが革命組織はそれさえ奪い、戦闘で仲間を奪い、住む場所さえ奪った。しかも主流派とも対立し、更に泥沼の内戦を引き起こした。
軍は独裁者の犬だったが、政権転覆後は民衆に銃を向けないと約束した。
女将は悩んだ末、革命組織のリーダーを軍に引き渡す決意をする。
強いものに尻尾を振り、義よりも理を取る。それがこの混沌とした世界で確立した彼女の生き方だったのだ。
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