⑤ 日本海軍最強 元は水上機だったんだじぇえ！
水上戦闘機として開発された川西航空機の強風。
試作型は二重反転プロペラ、手動空戦フラップ、引き込み式翼端フロートなど数々の新機軸が取り入れられていた。
その後海軍は中島にも零戦を水戦に改造する様に指示していて、完成した2式水戦は流石に抜群の運動性を発揮し、空戦フラップを持つ強風でも格闘戦に遜色が出てしまい、結局生産数も97機にとどまり中途半端な立場になってしまった。
しかし本機が持つ優れた資質はその後の紫電、紫電改へ受け継がれ実を結ぶのであった。 つづく
キットはアオシマ1/72 紫電 乙型と紫電改 甲型です。
うずら1/72コレクション 通算6機目(紫電) 7機目(紫電改)
うずら
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2014/09/20 21:29
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[12]てつや
01/04 20:53
うずらさん、作品を拝見しました！
紫電＆紫電改ですかぁ！これまたリアルな仕上がりです！
模型もさることながら、マスキングを作るために道具作りから行われるというのは凄いですねぇ！
これ特許申請したらどうですか？
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[11]うずら
10/10 17:09
オマケ
日の丸はただの丸なのでマスキングテープを丸く切り抜けば簡単です。
オルファのコンパスカッターを使ってましたが、上手く丸にならず、また、小さな丸は切れません。
そこで、ポンチを使ったりしてみました。
大きさによっては車輪のホイールなんかもマスキング出来ます。
一つ欠点としては、日の丸の中側の赤丸と外側の白丸との中心が合わせにくい。つまり、同心円が切り抜けない。
そこで、2ミリのピアノ線を適当な長さに切り、竹槍の様な形に削り、先は研ぎまくる。それをコンパスに付けて、軽く何回転かすればマスキングテープや薄いプラ板位なら切り抜けます。
こういう道具を手作りするのも面白いです。
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[10]うずら
09/28 19:54
以上、海軍最強戦闘機2点でした。
くどい解説読んで下さった方もありがとうございました。
とりあえず、楽しく作れた2機でした。
実はこの2機、ワゴンセールで2機で\800程で入手出来たキットで、完全に楽しみ尽くせたキットです。
因みにフラップは真鍮パイプと真鍮線を使い固定してあります。
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[8]うずら
09/28 19:45
フラップも自己満足でいい感じに仕上がり、多少オーバースケールですがリベットも自画自賛でいい感じになりました。
塗装の剥がれがリベットを引き立たせ、リベットが塗装の剥がれを引き立たせ…と自画自賛しております。
1/48だと気が遠くなる位リベットを打ち込まなければいけないでしょうが、手のひらサイズの1/72なら思ったよりあっという間です。
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[7]うずら
09/28 19:40
それと、今回から機体全体にリベットを打つと言う、私にしては暴挙に出てみました。
1/72で何もそこ迄しなくても…と最初は思いましたが、いつかリベット再現をしたかったんですが、老眼が始まっていて、やるなら今しかねぇ！と始めてみました。
やり始めちゃったら、機体全体 最後迄やらなきゃ放置キットになってしまうので、最後まで集中力切らさずに根性見せましたよ。
クレオスのリベットマーカーです。
押し込むとグルッと先端が回転して枕頭鋲が再現できます。
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[6]うずら
09/28 19:31
紫電では散々悩まされた誉エンジンも中島の技術者と海軍側担当者達の努力で信頼性も増し、水平速度で630km/hを超えることが出来、予想した通りの優秀な戦闘機と言うことが実証され、紫電ニ一型として制式採用された。
海軍は紫電改の月産1000機と言う一大増産計画 を立てたが、終戦迄に400と数機が出来ただけだった。
今回もフラップを下げて見ました。
フラップを切り離すと翼が上下でふわふわになってしまいますので、翼の中をエポパテで固めました。
ウ○コみたいなのはエポパテです。
翼側の切り取った部分はリューターでガリガリ削り薄くしました。
紫電も紫電改もこうしました。
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[5]うずら
09/28 19:13
誉は、充分な耐久試験が行われず制式 実用された。
この問題が紫電の試験飛行において表面化した。
紫電が試験飛行に飛び立つ。ところが1000m2000m迄上がるとエンジン不調、黒煙を吐きながら降りてくる。
これが何度もあり、これでは紫電の試験か誉の試験か分からない。
そこで川西の設計者達はエンジントラブルで紫電の試験が遅れている間に新設計してしまおうというのが紫電改開発のいきさつであった。
量産され始めたエンジンはなかなか本来の性能を出すことが出来ないが、紫電改にとって幸運だったのは、中島飛行機荻窪工場製の程度の良いエンジンを優先的に使えた事だった。
何の代わり映えもしない画像で申し訳ないですが、紫電改 甲型 三四三空所属機です。
ブーン！ これもプロペラ回ります。
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[4]うずら
09/28 18:58
元々、川西の設計者達は設計当初からいずれは低翼にしなければならないと考えていたが、紫電が出来たばかりの時期にそんな事を言い出すわけにはいかなかったのでテストがもたついている間に急いで改造してしまおうと考えた。
紫電の開発の時の様にではなく根本的に新設計をやり直すという社内の意見がまとまり海軍もこれを認め紫電改の設計が着手されたのは紫電が初飛行してからわずか2ヶ月後の事だった。
経験不足の為手こずりましたが、フラップは作り直した甲斐があったと思います。
以上、アオシマ1/72 紫電 乙型 筑波基地所属機でした。
引き続き紫電改 甲型をお楽しみ下さい。
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[3]うずら
09/28 18:43
最初の紫電は機首に7.7ミリ機銃、 翼に20ミリ機関砲 。
紫電 甲型は7.7ミリは廃止され、翼にポッドに装着した20ミリを追加した20ミリ4連装となり、この乙型ではポッドは廃止され最初から翼の中に20ミリが4連装となりました。
この時期には紫電改の開発が進んでいて、完全に紫電改が出る迄の繋ぎの機体でした。
紫電と言えば自動空戦フラップです。
キットのフラップを切り取り 下げて見ました。
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[2]うずら
09/28 18:17
しかし、紫電が持つパワフルな性能は零戦よりは幾分マシと期待され、諸問題を抱えながら量産化されることになった。
実戦に投入された紫電は相変わらずトラブル続出で稼働率の低さが問題だったが、当時のあらゆる米軍機を圧倒する実力を発揮した。
ブーン！ 誉 1850psで回しております！
紫電や紫電改と言えば、塗装ハゲハゲの酷使状態を連想するので、ここはやはり剥げ剥げ状態です。
尾輪は機体と一体成形されていて制作中に折れて紛失してしまい、プラ板とランナーの輪切りででっち上げましたが、それなりに出来てますね。
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[1]うずら
09/28 18:04
川西は強風を陸上機化する構想を固め自主開発の形で海軍の承認を得て昭和16年2月に開発が着手された。
出来るだけ短期間に完成させる事を目標に機体の改装は最小限に留めた。
改造点は主にエンジンと降着装置だった。
エンジンはパワフルな誉に換装し、胴体は尾輪取り付けの為尾部の小改造に収めた。
主翼は中翼のままにした為、脚が長くなってしまい2段引き込み式の複雑な構造になり故障が続発する事になってしまった。
誉発動機もトラブル続き、新装備のVDM定速プロペラも故障続出で紫電開発は難航した。
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