H ガーランド・サーカス



Me262
ドイツ、メッサーシュミットが開発した初のジェット戦闘機。水平飛行では870km/hを発揮し、当時の最速戦闘機である。だが史上初の試みに対する代償は大きく、ジェットエンジンの扱い等々の問題が積み上がったままでの戦力化であった。通称は『シュワルベ』。燕のことである。

アドルフ・ガーランド率いるJV44(第44戦闘航空団)は、連合軍のB-17を阻むためMe262で迎撃、Me262の離発着時の上空援護の為、長鼻のドーラと呼ばれたFw190-Dを装備し、また、そのパイロット達ははドイツ中から選りすぐりのエースパイロットを集めた部隊だった。

ハセガワ1/72 Me262A1-a
タミヤ1/72 Fw190D-9
うずら1/72コレクション 通算21機目、13機目

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うずら
emoji[clock]2014/09/25 07:54
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[16]ハインケル◆4JZGKuW9WA
emoji[clock]01/20 00:42
うずらさん、マルコスさん、皆さん、こんばんは。
作品拝見しました。
RLM76/81/82の迷彩塗装がお見事です。
私の家にもハセガワの同じキットが未完成のままでありまして、いつ完成するのかわかりません。


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[15]うずら
emoji[clock]11/02 11:57
おっと!オマケを忘れてました。
海外では卍ハーケンクロイツには相当神経質になってるみたいで、輸出を見越してハセガワが取った対策がこれです。

機体に貼るまでは卍になりません。
4と5、または6と7を組み合わせて貼ると卍になります。
もちろん、説明書には何の明記もありません。

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[14]うずら
emoji[clock]10/25 08:34
その後のジェット機などの高速機の標準となる後退翼をいち早く採用したMe262ですが、設計スタッフは最初から空気力学的な利点を知って採用した訳ではなく、Jumo004に搭載エンジンが決定してから、重心位置を調整する際に機体側の改修を少なくする為に主翼に後退角度を付けて間に合わせたものであり、後退翼が高速機に最適な物と分かったのは後の事でした。

以上、
ハセガワ1/72 Me262A1-a アドルフ・ガーランド機 うずら1/72コレクション通算20機目
タミヤ1/72 Fw190-D ハインツ・ザクセンベルク機 通算13機目
でした。

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[13]うずら
emoji[clock]10/25 08:33
このハインツ・ザクセンベルク機には
「当方 天国へ引越しの為 この機体売りたし」
と書かれていました。
JV44の防衛飛行中隊のドーラにはそれぞれ死して屍拾う者無し的な 死を覚悟したスローガンが書かれていますが、ザクセンベルク少尉は無事に終戦を迎えています。
しかし、JV44に来る前にBf109G6でアメリカ軍のP-51と戦闘中に負傷し、その合併症で1951年、29歳の若さで亡くなっています。

ザクセンベルグ機のキャノピーフレームの後ろは派手に塗装が剥げています。
戦中に剥げたものなのか、戦後 接収した米軍によるものなのかは不明です。

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[12]うずら
emoji[clock]10/25 08:30
JV44の防衛中隊のドーラの特徴的な機体下部です。
私が初めてFw190D9を知ったのもこの機体でした。
ちなみにこの中隊の事をオウム中隊と呼ぶ場合がありますが、それは終戦後に便宜上に呼ばれただけで戦中はオウム中隊とは呼ばれていませんでした。

味方対空砲からの誤射を防ぐ為、赤と白の毒々しい塗り分けがしてあります。
ボーデンプラッテ作戦での教訓で、パイロット達自らで決めたと言われています。
ちなみに、赤ラインの幅(白ラインの位置)は1機1機それぞれ違います。

キットには白いラインのデカールが付いていたので赤く塗れば白デカールで再現出来ますが、デカールをまっすぐ一直線に引っ張るのは強度的に至難の技で、マスキングテープならまっすぐ引っ張れます。
やはりここは全て塗装で仕上げました。
白を塗ってラインをマスキングし、赤を塗りました。パネルラインでグラデーションを着けたつもりが、塗装時に深追いしてべた塗りになってしまいました。
マスキングテープを剥がす時はいつもドキドキです。

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[11]うずら
emoji[clock]10/25 08:27
今回も、Jumo213 1750馬力で回しております。

通常のFw190と比較してみました。

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[10]うずら
emoji[clock]10/25 08:25
矢印が、機体バランスの為、延長された部分です。

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[9]うずら
emoji[clock]10/25 08:22
試作は、他の試作機B、Cシリーズと同様に初期のA-0の機体を流用され試作が開始された。
その中で予想以上の結果を出したのが
Jumo213系搭載型のDシリーズだった。
高高度性能は幾分上がったが、当初の高高度用戦闘機としてでは無く通常戦闘機としての最適な構造に改善され、A-8の後継機として、生産型はA-8の-8の後を受けて
D-9と定められた。

武装の違いでD-13などがあり、この赤の1番は本当はD-13だと思われます。タミヤが間違い。

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[8]うずら
emoji[clock]10/25 08:21
対空戦に地上攻撃にと大活躍のFw190だったが、高度6000mを超えると、BMW801エンジンの出力が大幅に低下してしまう事が問題となっていた。
高高度でもより高性能を発揮する事を狙い、液冷エンジンに換装する計画が上がった。
使用するエンジンは、DB601の後継DB603は多数の航空機に使用されていた為に供給不足になると判断され、同じ液冷12気筒のJumo213なら航空省の長期計画の中で過度の需要が無く、また将来にもそうした心配が見られなかった事とDB603に引けを取らない出力の為Fw190A-8の機体に組み合わせるのは好都合とされた。

空冷エンジンより全長が長いエンジンのバランスをとる為に尾翼の一部と尾部前側の胴体部分が40cm延長された。
液冷から空冷に換装するのは容易だが、その逆は極めて困難、異例であり他にはあまり例がない。
冷却系の位置という難関も環状前面ラジエターというドイツお得意のマジックにより解決させた。

エンジンカウルです。カウルフラップは閉じていたのでプラ板で開状態にしました。
過給器の吸気口がDB系とは左右反対です。

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[7]うずら
emoji[clock]10/25 08:20
如何なる連合軍の戦闘機でも追い付けない圧倒的なスピード、30mm機関砲4門 空対空ロケット弾による驚異的な破壊力により連合軍爆撃機の被害は日増しに増えていく。しかしMe262の加速はヨチヨチ歩きの赤ん坊の様に遅く、連合軍はこの弱点を見逃さず、Me262が上昇する前に叩いてしまえと戦闘機を送り込んで来た。

これを護衛する為に、改良に次ぐ改良により余裕が無くなったBf109の代わりに、Fw190の高高度性能を高める為液冷エンジンに換装されたFw190Dが使用された。

液冷エンジン搭載で機首が長くなった為、「長鼻のドーラ」と言う愛称がついた。
ドーラ:女性の名前

上空援護のドーラに乗せるため、名だたるエースパイロットたちが各地から集められました。
ちなみに、ハルトマンはこの招集を断っています。

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[6]うずら
emoji[clock]10/25 08:17
この、搭載する「ジェットエンジン」は大量の問題を抱えていた。
まず、低速時の加速が致命的に悪く、急旋回など速度を失う機動は厳禁され、加速する為に必要以上にスロットルを開けて過剰に燃料を供給しても効果は薄く、かえって燃焼部分が熱で溶けエンジンを破壊する原因となった。
これは、対戦闘機戦は出来ないという事を意味する。

スロットル操作に対する反応は鈍く、お結び型(燃料を少しでも多く積む為の形)の機体断面により下方視界が悪く、重量に対して脚がひ弱で、着陸時も困難な物だった。
燃費の悪さによる航続距離の短さも問題になり、またその為燃料を大量に積み重量が増え、その状態でのスクランブル発進の為、加速が良い筈も無かった。

エンジンの寿命も70時間と短く、実戦での使用(全開運転)ではこの半分となり、飛行中に片方の、酷い時には両方のエンジンがトラブルを起こすことは日常茶飯事だった。
以上の様な問題を抱えたまま実戦に配備された。

以上、ハセガワ1/72 Me262 A1-a でした。
引き続きFw190Dをご覧下さい。

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[5]うずら
emoji[clock]10/25 08:16
しかし1944年6月にはノルマンディに連合軍が上陸し更に戦況は悪化し、それを受けてちょび髭伍長は前言を撤回しMe262の一部を戦闘機型として生産し、Ar234(新型ジェット爆撃機)の生産が軌道に乗ったら、全てのMe262を戦闘機として運用する事を認めた。

こうしてMe262は連合軍爆撃機を迎撃する為の戦闘機として本格運用される事になる。
速度性能は最高速度870km/hと当時の世界最速を誇り、実際、相手より30km/h速ければ優位に立てると言われており、Me262はその性能を活かした運用方法が取られた。
武装も固定武装ラインメタル・ボルジヒMk108 30mm機関砲が4門、追加として R4M 55mm空対空ロケット弾を24発搭載できた。両方共 対爆撃機用に開発されており、30mm機関砲なら4発、ロケット弾なら1発で敵爆撃機を撃墜するほどの火力があった。

翼裏側です。 R4M 55mmロケット弾 通称「Orkan」(オルカン:暴風)が木製の台に片側12発ずつ左右で24発装填されています。R4Mは速度が速く弾道が安定していて命中精度が高かったそうです。
600m先でB-17の翼幅に相当する円形弾幕を張るようにそれぞれの角度を僅かずつ変えて装填されていました。

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[4]うずら
emoji[clock]10/25 08:15
しかし、アドルフ・ガーランドはその宣言を平然と無視し、戦闘機隊総監の権限で戦闘機型だけ生産させた。

その後、Me262が戦闘機として生産されている事を知ったちょび髭伍長は激怒し、
「Me262を戦闘機と呼ぶのは禁止! これからは爆撃機型のみ生産しろ!」と厳命。戦闘機としての道は絶たれた。
かの様に思えた。

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[3]うずら
emoji[clock]10/25 08:13
その後1942年に、より小型高性能のユンカース製のJumo004エンジンに換装された。
試作2号機(事故で大破)3号機により諸問題の洗い出しがされ、1943年に4号機が空軍に公開された。
同年7月にはアドルフ・ガーランドも試乗し、「天使に後ろから押されている様だ!」と絶賛し、空軍の戦闘機をジェット機に変換していくことを提案した。

…が、1944年11月に、ちょび髭を生やした伍長上がりの国のトップの人は
「これは戦闘機ではなく、爆撃機として使う」と宣言した。

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[1]うずら
emoji[clock]10/25 08:12
Me262開発は、当時BMW社が開発中のジェットエンジンを積んだジェット戦闘機の開発をメッサーシュミット社が提案したことに始まる。
開発中、そのエンジンが予定よりかなり大きくなる事が分かり、機体の改設計を余儀なくされたり、様々な紆余曲折はあったが、1941年には何とか試作1号機の試運転に漕ぎ着けた。

キットはハセガワ1/72 ガーランド機です。
古いキットですが、ヤフオクで380円で落札しました。
380円と言っても送料はその倍くらいかかってるけどな!
デカールは心肺停止状態で、ヒビ割れが発生していました。
ガーランド機と言っても機番の3以外、何も特別な訳では無いので、3のデカールを何処からか手に入れればわざわざガーランド機を手に入れ無くても再現出来ましたね。

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