ニンニクの香りを楽しめる「ニンニクコーヒー」発売

青森県特産のニンニクをばい煎した、コーヒーのような味わいの飲み物
「ニンニクコーヒー」が１３日に発売され、青森市では試飲会が開かれました。

「ニンニクコーヒー」は、南部町でばい煎の工房を営む下平米紀智さん（７３）が開発し、
県などの支援を受けて１３日に発売されました。
青森市で開かれた試飲会では、下平さんが見守るなか、県の関係者などおよそ２０人が
発売されたばかりの「ニンニクコーヒー」を味わいました。

「ニンニクコーヒー」は、コーヒー豆を一切使わず、青森県産のニンニクだけをばい煎することで、
コーヒーのような風味と芳じゅんなニンニクの香りを楽しめるのが特徴です。

開発のきっかけは、下平さんが、３０年以上前、料理で焦がしてしまったニンニクをつぶし、
お湯を注いで飲んでみたところ、コーヒーのようにおいしかったことだということで、
その後、ばい煎の研究を重ねて商品化に成功し、おととし、特許も取得しました。

下平さんは
「ミルクを多めに入れるとカフェオレのようにおいしく飲めます。
青森県の名物になることを願っています」
と話していました。

この「ニンニクコーヒー」は、青森駅近くの「ＡーＦＡＣＴＯＲＹ」で販売されます。

NHK 01月13日　19時37分