ｔｏｔｏＢＩＧで１０億円！本当にＢＩＧなお年玉

日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）は１５日、スポーツ振興くじ（愛称ｔｏｔｏ）の第９０２回ＢＩＧ（１口３００円）で、国内くじ史上最高タイとなる当せん金１０億２０１５円の１等が１口出たと発表した。
通常は最高６億円の１等を１０億円とする「特別開催回」は今回で８回目で、通算の“１０億万長者”は、２４人目となった。

ちょっと遅めの、ただし１０億円という途方もない金額の「お年玉」が飛び出した。

通常は１等最高が６億円の「ＢＩＧ」。今回は「特別開催回」として上限を１０億２０１５円として発売された。
特別回は２０１３年１１月に初めて設けられ、これまでに７回実施されており、今回は「お年玉ＢＩＧ」と銘打って、初めて１月に発売された。

売り上げ金額は約４６億円。ＪＳＣによると、年末ジャンボ宝くじ（１等前後賞あわせて７億円）を大きく超える「１等金額１０億円」ということから、
例年の年明け最初の発売よりも売り上げはアップしたという。

今回の抽選は、英プレミアリーグ８試合、同国のフットボール・チャンピオンシップ６試合の計１４試合が対象。
ホーム勝ち、引き分け、アウェー勝ちのいずれかは購入の際にランダムで選ばれる。
全試合が的中の１等は、３の１４乗＝約４８０万分の１の確率となる。
ＪＳＣは１７日に１等の当せんくじの発売された場所などについて公表する予定という。

今回は１等の当せんが１口しかなかったことから、次回へのキャリーオーバー（繰越金）が約３２億円発生した。
２１日まで発売される第９０４回は最高額は６億円。
１等当せん者が多ければ６億円以下になる恐れもあるが、繰越金が多ければ高額当せんをゲットできる可能性が高くなっている。

ちなみに、ピッタリ１０億円ではなく２０１５円がついているのは、当せん金額が１００円に対して幾らになるかという計算をすることから、３の倍数にする必要があるため。
当初は１０億２円だったのが、１５年から２０１３円“値上げ”された。

◆海外では１８３０億円

海外では、日本をはるかに上回るくじの当せんが生まれている。昨年１月には、計６個の数字の組み合わせを選んで購入する全米規模の宝くじ「パワーボール」で、
約１６億ドル（約１８３０億円）の大当たり（ジャックポット）が発生。確率は約２億９０００万分の１だった。３枚の的中があったことから、賞金が３等分されたという。

スポーツ報知 2017年1月16日

2017/01/16 09:52

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