ずっと好きだった友達と

少し緊張した空気。耐えられなくて、別に今すぐこたえなくてもいいから気にしないでって言ったら、いつから？って聞かれて正直に４年前からって言った。
また驚いてた。彼は去年の年末に彼女と別れたばっかで、私が色々相談にのってたから当たり前だと思うけど。
「全然気付かなかったけど、さえみたいな子に好かれて凄く嬉しい」って言われて、てっきりオッケーだと思った。
私「じゃあ付き合ってよ」
彼「…嬉しいんだけど、これから就活で余裕無いかもしれないし」
私「会うのは落ち着いてからでいいよ」
彼「俺より釣り合う男いっぱい居るだろ？俺には勿体無いよ」
彼はそう言って優しく笑いながら頭を撫でてきた。その瞬間何か分かんないけど急に込み上げてきて泣いた。
重い女だぁもうフラれるな…って思った。彼が何も言わず抱き締めてくれて、私が落ち着くまでずっとそのままでいた。
お酒のせいなのかな。
涙も止まって少し冷静になってくると、このままフラれるんだったら今日抱かれたいって思って、彼の背中に手を回してゆっくり自分の方に倒れるようにした。
彼が「え？あ……ぇえ！？」みたいな変な声でパニクってるのを無視して、彼が完全に私に覆い被さるように。
覚悟を決めて、「いいから、今すぐしてお願い」って言った。言った途端、ああ嫌われるかもしれないって思って、また涙が溢れてきた。
彼が黙ってキスしてきた。キスしながら、スカートの中に手を入れてきて、反対の手で胸を揉まれた。
今触られてるって思うだけで感じて、凄くドキドキした。
彼が顔を離して、私の顔を見ながら指を入れてきた。自分でもびっくりするぐらい濡れててぬるんって簡単に入ってって…。
私の気持ちいい所を探すみたいにゆっくり指が動いてる。「あっ！」って大きい声が出ちゃって、彼が「ここ？」って言いながらぐりぐりと撫でるみたいに押してきた。
あんまり声が出ないように息を止めて頷いたら、起こされて足を広げられた。彼が私の前に回り込む。