鎮守の海の防人艦隊
『艦隊これくしょんー艦これー』の二次創作SSのスレです。
ゲーセンで取ってきたカードのキャラ達による何でもアリなストーリーです。
以下の成分が含まれています。
・世界観ガン無視
・深刻なキャラ崩壊
・茶番の茶番による茶番の為の茶番
以上の事を踏まえてご覧下さい。
Ryz
2019/04/17 15:07
UA:P06A
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残958件カキコミ可 1/9n
[1]Ryz
04/17 16:28
BGM『サンダーストラック』
(AC/DC)
電
「アニメでいうオープニングなのです」
第一戦
超力招来、なのです!
ここは新たに設置された鎮守府。
初期艦として配置された駆逐艦の電は、そわそわと鏡に向かっていた。
電
「どんな提督さんがやって来るのか……気になるのです」
意を決して執務室の外の廊下を覗くと……
電
「……まだ来てないのです」
扉を閉め、部屋の中の方に向き直ると……
電
「……ほわぁぁぁっ!?」
白い制服に身を包んだ人物が立っていた。
電
「い、いつの間に……」
???
「いやな?提督用の脱出ルートっていうのがあって、そっから来た」
電
「普通に正面から来て下さい!」
その人物はヘラヘラと笑いながら電に質問する。
???
「まず何すりゃ良いの?資料には初期艦を近海パトロールに向かわせるようにって書いてるけど」
電
「その前に自己紹介とか鎮守府の案内とか色々あるのです」
???
「オレ『テイトク』オマエ『イナズマ』
……はい紹介終了」
電
「あっさり過ぎなのです!」
提督
「しかし『電(イナズマ)』っていう読み方ぶっちゃけ今回初めて知ったのよさ」
電
「よく言われるのです」
提督
「鎮守府内の構造に関しては見取り図あるし電の出掛けてる間にチャチャッと見とくわ」
電
「そ、そうですか……」
そして出撃用ゲートへの道すがら、電に質問をぶつける。
提督
「ところで」
電
「何ですか?」
提督
「艦娘って出撃の時『行きます』とか『出る!』とか言うの?」
電
「……言って欲しいですか?」
提督
「本人に任せる」
電
「……そうですか」
ガチャン!ガチャン!
提督
「準備は?」
電
「万端なのです!」
提督
「出撃ゲートオープン!
進路クリア、発進どうぞ!」
電
「駆逐艦『電』行きます!」
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[2]Ryz
04/17 22:57
>>1
『鎮守府近海警備』
ザザーッ……
電
「この海は静かなのです」
羅針盤を見ながら凪の水面を進んで行く。
代わり映えしない風景を見回しながら、それでも慎重にミッションを遂行していると……
ブーッ!
電
「……警報!?」
全身にグッと力が入る。
電
「あれが……深海、棲艦……」
額を伝う汗を拭う事も忘れ、電は身構える。
少しずつ距離が近付き……
電
「ほ、砲雷撃戦用意ッ!」
うっすらと目視出来る範囲に黒いワニのような姿が現れる。
電
「……ッ!主砲、発射なのです!」
飛んでいった砲弾は黒いワニの2m脇に落ちる。
電
「あわわわ……」
ワニ
「グワッ!」
電
「ぎょ、魚雷確認ッ!」
発射された魚雷が電の間近まで迫る。
電
「か、回避ッ!」
ブワァァァーッ!
電
「あ、危なかったのです……」
ワニ
「グワッ!」
電
「ッ!?」
――その刹那。
電の周りの時間がゆっくりと流れ始める。
電
(あぁ……何故か、解る……
敵の、次の動きが……)
静かに、ゆっくりと……
電は武器を構える。
電
「魚雷、発射なのです!」
バシュゥゥゥーッ!
ワニ
「ガァッ!?」
ドォォォーン!
電
「……やった」
レーダーにも反応は無い。
つまり、これが意味するのは……
電
「――作戦成功、なのです!」
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[3]Ryz
04/18 00:57
>>2
提督
「そしてリザルト画面だッ!」
電
「画面って何の話ですか?」
提督
「作戦はSランク勝利……
よくやったな電、上出来だ」
電
「あ、ありがとうございます」
提督
「そして新しい戦力も加わった」
電
「いつの間に……」
コンコン!
提督
「……これ『入れ』って言わずに黙ってたらどうなるかな?」
電
「ど、どうぞ!なのです!」
ガチャッ!
白雪
「駆逐艦『白雪』着任しました」
提督
「はい宜しく」
電
「挨拶が淡白なのです!」
提督
「まぁ艦娘も大体揃ってきたし勝てるっしょ?(ヘラヘラ)」
白雪
「まだ2人ですけど……」
提督
「その内メンバーも揃うだろ」
常にヘラヘラして応対も適当な感じの印象を受けたが、電は何故かこの提督を信じられる気がした。
提督
「俺達の戦いはこれからだッ!」
白雪
「それ打ち切りのヤツ!?」
電
(……前言撤回、なのです)
←続け!
予告
白雪
「提督の指揮の下、駆逐艦6名は鎮守府近海で深海棲艦と遭遇する。絶体絶命のピンチの中、彼女はその力を覚醒させる」
次回
スゲェよミカは!
白雪
「新たな時代へ、飛べ水上機!」
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[4]Ryz
04/22 00:48
BGM『行け!ザンボット3』
三日月
「どこでもdゲフンゲフン!
ザンボットカッター!!!」
第二戦
スゲェよミカは!
提督
「メンバー紹介!」
叢雲
「叢雲よ」
皐月
「皐月だよ」
初雪
「初雪……」
三日月
「……俺の名は三日月。
言うなればまぁ、じじいさ。
あっはっはっは!」
皐月
「いや何言ってんの!?」
白雪
「このメンバーで出撃ですか?」
提督
「そう。鎮守府の周りをウロチョロしてる敵部隊を叩くって訳よ」
電
「了解なのです!」
旗艦である電に倣い、全員が提督に向かって敬礼する。
艤装を装着し、強張った表情の6人がその時をじっと待つ。
提督
「出撃ゲートオープン!
進路クリア、発進どうぞ!」
電
「駆逐艦『電』行きます!」
白雪
「同じく『白雪』出ます!」
叢雲
「サーペントテール『叢雲』出る」
皐月
「サーペントテールて何!?」
初雪
「ザク『初雪』出るわよ」
皐月
「いやザクて」
三日月
「『三日月』出陣だ」
皐月
「お前はどこの三日月だよ!
あぁもぉ……『皐月』発進!」
ドシュゥゥゥーッ!
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[5]Ryz
04/22 19:08
>>4
『鎮守府近海警備』
電
「探索開始なのです!」
皐月
「ここいらは小型のヤツがウロチョロしているらしいね」
叢雲
「次は向こうに行ってみよう」
三日月
「……ふむ」
ズズッ……
皐月
「いや何お茶飲んでんの!?」
初雪
「バケツ拾った……」
白雪
「……ん?」
電
「どうしたのです?」
白雪
「この先に敵が居ます」
電
「え!?」
叢雲
「……確認した」
三日月
「では参ろうか」
電
「砲雷撃戦、用意!」
初雪
「攻撃、開始……」
ドドォォォーン!
初雪の放った攻撃は、黒いワニの右側1mに着弾する。
白雪
「今です!」
5艦の一斉砲撃が、先ほどの着弾による水しぶきでバランスを崩したワニに直撃した。
皐月
「撃沈を確認!」
叢雲
「索敵に移行する」
初雪
「これが、実戦……」
皐月
「そう言えば、この前は電が1人で出撃したんだっけ?」
電
「あの時はドキドキしたのです」
叢雲
「単独なら仕方ない」
三日月
「……む?」
白雪
「どうしました?」
三日月
「軽巡洋艦クラスか」
皐月
「何だって!?」
三日月の示す方向には、深海棲艦の部隊が展開していた。
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