( ~~)詩を書きたい('' )

頭の中で広がる

やわらかな光
静かな大地

凍える風
猛る海

騒がしい無音
穏やかな愛

書きたい
みんなにも書いて欲しい

SHIRIAI

2012/12/26 01:17

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[1]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/26 01:19

「花吹雪」

私の欠片が風に誘われ
掌からちぎれおちる

ひらひらと
こちらを振り返りながら

桜色のからだを
春の景色に溶け込ませ

いつまでも

欠片たちは
私の前を通りすぎる

やがて風と別れ
土の中に沈み

また私のもとへ

戻って来るだろうか

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[2]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/26 02:15

「雑草｣

土の中から突き出て
澄んだ空気を吸ってみたい

寒くても

ぬくぬくと寝ていれば
いつか根は腐り
果てるだけ

日の光を浴び
となりの緑と話しをしながら

出来るなら花を咲かせ
種を蒔こう

少しでいい
命を輝かせたい

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[3]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/26 05:31

「犬」

こちらを向いているから
話しかける

言葉を理解するはずもないが
分かったような顔をしている

さあおいで

跳ねたり走ったり

時々吠えて叱られる
そっぽを向こうとして
また引っ張られ

だめ

瞳を寄せ
こちらを向いているから
頭を撫でてやる

ご機嫌になり
また跳ねたり走ったり

さあおいで

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[4]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/26 06:27

「クリスマス作戦｣

街は侵攻を始める

電子音の無数の針は
人々の体に突き刺さり

あらかじめ子供たちの脳に
へばりついていた先攻部隊は

周到に仕組まれた手順通りに
大人たちに向けて光線を放たせる

人々の脚はなす術もなく街に向き
懐の財布は自動的に中身を吐き出す

家庭の明かりが灯され
人々は笑みを浮かべている

その時すでに作戦は終了していた

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[5]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/26 06:28

「サンタのじい様｣

赤白の帽子をかぶっているのは
僕たち小学生じゃなくて
白髭のじい様

トナカイが牽くソリに乗って
空を飛んで来るらしい

誰も見たことがないから
起きててこっそりうす目を開けてると
眠くなって見そこなった

朝目が覚めたら
枕元にじい様が来たあとが

日本製のおもちゃをわざわざ
北の国から取り寄せて
またわざわざ持って来てくれたみたい

たぶんママがじい様に電話して
僕が欲しい物をお願いしたんだと思う

ありがとうママ
ありがとうパパ

メリークリスマス

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[6]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/27 00:20

「天使の羽根｣

他と違うものを求め
自己の誇りとする

出来ない事が出来る人を祭壇に上げ
手を叩いて傾倒する

人が知らない事を知ると
得意になって知らせたい

ときに間違えて作られたものが
もてはやされる

障害者と呼ばれる人々は
以前の世では隠された

近年
障害を持った人物を扱った映画を
よく観る

無いと思われる反面
有ることも多い

少なくとも私の周りの
障害者と呼ばれる人々は

天使のような
透明な羽根を持っている

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[7]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/27 08:00

「雪の情景｣

白い小さな

雪

目の前をゆっくりとよぎる

雪

手のひらに触れ
涙に変わる

アスファルトを濡らしながら
消えてゆく雪を

白い手で覆い隠すように
あとからあとから降りてくる

陽がのぼるころには
街を白く覆い尽くしているだろう

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[8]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/29 01:56

「道のり｣

暗い灰の空の隙間から
わずかに青い色が覗いていた

いつか連れて行きたいところがある
そう遠くはないと思っていた

長い道のりを過ごして
そうではないと気づいた

手を引くと力なくうなだれ
返事も返ってこない
それでもゆっくりと進んで来た

いつの間にか握る手に力が込められ
しっかりと大地を踏みしめ
笑みを浮かべて歩いていた

稲妻が光り大粒の雨が落ちてきた
引きかえせる道のりではなく
そのまま襟を立てて歩き続けた

もう青い隙間は閉じられていた

.

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[9]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/29 05:23

「秋の日のスレッド｣

過ぎていった
言葉だけの仲間たち

まぶたに映る戯れの顔を思い

落ちていく茜の光に
笑みを浮かべ

やがてくる暁の光に
心ははやる

冷えていく風なら
吹かれるままに

聞こえてくるざわめきを

見えてくる瞬きを

ふたたび

.

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[10]SHIRIAI◆qY0TI67076

12/29 06:31

みなさんおはようございます。

初めて「神楽｣のことを詩にしました。
>>9

このサイトに投稿を始めて７ヶ月になります。

本当のハンネは「尻愛副将軍SHIRIAI｣です

「フェチ･マニア｣に入り浸っている、
助兵衛ですが、真面目に楽しんでいます。

このサイトには、創作のカテが無いので、
ここに詩を載せました。

詩の感想や、詩の投稿などをお寄せ下されば幸いです。

また、「フェチ･マニア｣のカテの方にも、
ご投稿下されば嬉しい限りです。

今後ともよろしくお願い致します。

ありがとうございました。

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