‐物語集・十‐

>>158続き。

大和
副長、ただ…何ですの

？。

真田副長
…だから究極の装備です

。今の装備で使用するあれ(次元波動爆縮砲)は「魔女の目」を介していますが、最終装備の場合は全ての制限が解除され、一回だけあれがお方様が再大出力で撃てます

。その一回で全ては消滅します

。

畝傍
全てか

？。

真田副長
ハイ

全てです

。この星は消えて無くなりますな

。

畝傍
矛と盾から始まり…そこまで来たか

。

真田副長
全ては進化のたどる道筋です。御織陛下のお国も…

。

畝傍
巨大化し過ぎて更なる天災で……

。

真田副長
所詮は人の造りし物。あれとて天には最終的には叶いませぬ

。

畝傍
まさに「非理法権天」か…

。

武蔵
ならば使わねば良いのだ

。姉さんが使わないで済むように我等が動けば良い

。

ラ號
長官があれを使えと命じたら私達が止める

！。

信濃
力は使い様です

。

畝傍
私は弱き故に力を求めた

…結果は力があっても限界があるのか……

。

大和
ハイ

この話はここまでです

。このままでは黒い旦那様が出てしまいます

。
あなた！あなたにあれは撃たせません！。私がいて皆がいます

。だから大丈夫です！。
私と皆を信じて下さい！何よりあなたの正義を！。あなたはあなたの正義を信じられませんか

？。私達は信じています。
だから絶対大丈夫です

。

畝傍
分かった

。頼りにしてる

。

大和
さて、あなたがさっき見た夢の話…聞かせて下さい

。私達に

。

畝傍
ウム

……。
続く。