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>>193 大本営に呼び出された大瀧提督は、真田技師長を伴って横須賀鎮守府をあとにした。 そして、二人が戻ってきたのは翌日の昼を回った頃だった。 大瀧提督:ただいま。今戻ったよ。 初春:おぉ、提督……、お帰りじゃな……。 大瀧提督:って、どうしたんだ[D:162]初春[D:162] 目の下にクマが出来ているじゃないか[D:159][D:162] 初春:「これ」を見れば、イヤでも出来るわ[D:162] 机の上を見ると、大量の書類の山があった。 大瀧提督:これは……、請求書か? 初春:そうじゃ[D:162] 「窓ガラスや食器が割れた」だの「家具が倒れて壊れた」だの、閉店していた分の営業利益の補てん、後片付けに伴う人件費の請求まで、玉石混淆じゃ[D:162] 大瀧提督:お疲れさん[D:162] あとは自分がやるから、もう今日は休んで良いぞ[D:162] 初春:そうかや……、では、お言葉に甘えて……、休ませて……、 と、机に突っ伏して寝てしまった。 大瀧提督は初春を抱き上げると、ソファーに寝かせた。 新見:提督、これを。 大瀧提督:あ、ありがとう。 新見から差し出された毛布を受け取ると、初春にかけた。 大瀧提督:初春には、あとで褒美をあげないとな。 新見:それで、大本営の方は? 大瀧提督:まったく、真田さんには頭が上がらんよ[D:162] 真田:いや[D:162]あれは……[D:162] 龍驤:あ、提督[D:146]お帰り〜〜[D:146] 日本武尊:お帰りなさい、提督。 大瀧提督:みんな、ただ今。 って、その埃まみれの姿はどうしたんだ[D:159][D:162] 伊勢:大和の「落着」に伴う地震により、被害を受けた店舗や住宅の片付けの手伝いに、行っていました。 三隈:ちょうどお腹が空いたので鎮守府に戻ったら、提督たちが戻って来たのが見えたので、こっちに来ちゃいました[D:146] 見ると、マーメイド・ヴァルキリーズの面々まで、埃まみれだった。 大瀧提督:皆、ご苦労様。 真田さんの「武勇伝」は、昼飯のあとでじっくりと聞かせてやろう[D:146] 真田:そんな[D:162]「武勇伝」だなんて[D:162] 報告会も兼ねて、食堂での昼食を摂りながらとなった。 大本営に出向した大瀧提督は、そこで厳しい叱責を受けた。 幹部@:まったく、貴様はとんだ「問題提督」だな[D:152] 幹部A:しかもあれだけの大がかりな作戦を立案しながら、報告を怠るとは何だ[D:158][D:152] 失態も甚だしいな。 幹部らからの叱責を大瀧提督は黙って受けていたが、ある幹部の発言が、真田の琴線に触れた。 幹部B:深海棲艦の事を何も知らんくせに、でしゃばった真似をするな[D:158][D:152] カチン[D:152] 真田:では、ここにいらっしゃるお歴々は、私たち以上に深海棲艦の事を、ご存知なんですか? だとしたら、何故それを我々に教えて頂けなかったのですか? 報告義務違反では、ありませんか? 幹部C:何だと……? 幹部@:我々がそんな事を、知っている訳がなかろうが[D:152] 真田:だからこそ、今回の作戦は私が立案し、実行したんです。 深海棲艦の事を知るために[D:158] 後ろで椅子に座ってふんぞり返って、人をアゴで指図しているあなた方が、現場の事を判ったような口を聞かないで頂きたい[D:160][D:152] 幹部A:何だと、貴様ぁ[D:152] 幹部B:科学者の分際で……、 ???:やめなさい。 決して強くはないが、重く、しっかりとした声が、場の喧騒を止める。 幹部C:そ、総督……[D:162] 総督:彼の言う通り、我々は未だ深海棲艦について、全てを知り得ている訳ではない。 何ら成果が無かった事で、彼らを責めるのは「お門違い」ではないかね? 幹部ら:………………………………。 総督:とは言え、事前に作戦について申告が無かった事に関しては、ペナルティを与えねばならんな。 追って沙汰あるまで、鎮守府にて待機しておれ。良いな? 戻って、横須賀鎮守府。 エンタープライズ:くぅ〜〜〜〜[D:146] 気持ちの良い啖呵だねぇ[D:146]真田さん[D:146] アドミラル・ヒッパー:溜飲の下がる思いとは、まさにこれだな。 新見:副長……。素敵ですわ<font size="7">[D:1027]</font> 龍驤:新見は〜〜ん。目ん玉がハートマークになっとんで[D:162] 続く。
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