コピー
C仲裁者 「あのまま顔を出していたら…ねぇ?」 ”ちょい”と首を切る所作をするK。 「せ 正々堂々と戦え! Kぇ!!」 「ちょっとすみませんが!」召喚陣を消されてもなおKに勝負を挑むJの前に立ち塞がったのはプンプン顔のアウルムだった。 「召喚陣を消すというのはとても高尚な術式なのです!この時点でマスターは貴方の上をいっています!それにマスターは貴方の魔物の命まで取らずに…」 「…黙れ…お前には関係ない事だ。これは…俺とこいつの因縁なんだよ…」 「ぐっ…」 普通なら、これくらいの反論にアウルムが窮する事はないだろう。弁舌だったらアウルムの方がJより遙かにレベルが高い。だがこの時アウルムは言葉が紡げなかった。大声ではない、腹の底から訴えかけられたような、文字通りの因縁を感じさせられてしまったからである。 「仕切り直すぜ。良いな?」正面に立つアウルムを避け、Kの前に進むJ。 「…仕方ありません。受けましょう」Kが勝負を受けた時だった。 「早速で悪いが、その勝負はワシが預かっていいかな」優しげな声が割って入る。 「な… なんでアンタが…」 「おや、もう宜しかったですか?」驚愕の表情のJに対し、Kは笑顔で声の主に向き直る。「せ…先生」 魔術師ギルド長、L・D・ロロスは館二階へ繋がる階段から、案内役のマリエルと共に降りてきた。
スレッドに戻る
☆あにまち ぱれっと☆
掲示板カテゴリ検索
写メ/待ち受け
動画/ムービー
音楽/エンタメ
雑談/その他
趣味/スポーツ
無料レンタル動画まとめ
e-Movie
無料レンタルBBS
ebbs.jp