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外伝 数年前 鎮守府 崇史「お誕生日おめでとう、時雨。」 「あ、提督。うん、ありがとう」 僕自身ですら忘れていたのに誕生日会を開いてご馳走も沢山あった 崇史「誕生日プレゼントは何がいい?」 誕生日会まで開いてくれて、お父さんまで改心させてくれただけで胸が一杯だったけどどうしても欲しいものがあったけど手に入らないと思った 「どうしても欲しいものがあるけど無理だよ」 崇史「時雨、普段から我慢してばかりなんだからたまには我が儘を言ってもいいんだよ?プレミアムものでも交渉して...」 「そんな物じゃないけど提督からしか手に入らないものなんだ」 崇史「それはなにかな?」 「て、提督のか、懐中時計が欲しいんだ。でもダメだよね...ごめん、浮かれすぎてるよね」 崇史「いいよ、上げるよ。僕のお父様が亡くなるときに常に時を刻むように持たしてくれたけど時雨こそ持っていた方がいいね」 「そ、そんな大事なものなんて言っておいてだけど貰えないよ!」 崇史「いいんだよ、その代わり絶対死んじゃダメだ、命を大事にして1分でも長く時を刻むんだよ?」 「で、でも!」 その時、膝を屈め満面の笑みを浮かべ頭を撫でて貰った。温かくて優しい笑みで 崇史「僕は時雨達に守ってもらってる。なら時雨はそれを御守りに持っていなさい。きっとどんな苦境からでも帰って来れるから」 「ありがとう...」 ところどころ傷付いているけど提督の時を刻み側にあった時計。 僕は彼が大好きだった。皆も大好きだった、常にこんな感じでにこやかで、物腰も柔らかくてアイドルのようだった 提督のためなら地獄にだっていつでも赴く、誰もがそう思った。そんな提督も初めて怒鳴ったときがある。夕立が単身で深く斬り込んだときだ 夕立「夕立突撃するっぽい!」 崇史「ダメだ!戻って!」 夕立「素敵なパーティーっぽい!」 夕立は大破したが撃沈多数をあげたんだ 夕立「提督さん、誉めて!誉めて!」 崇史「....」 夕立「て、提督さん?」 崇史「君は何を考えているんだ!死んだら100隻沈めようと万を沈めようと意味がないんだよ!そんなのは戦果とは呼ばない‼死にたがりだ!」 夕立「う...く...ご、ごめんなさ...」 崇史「心配したよ...夕立を失うかと思って怖かったよ...もうしないで?お願いだから」 なく夕立をしっかり抱き締め頭や背中を撫でていた。 提督は本当に誰にでもいつでも優しかった。大敗し酷い敗けをしても手当てをしながら『いきてかえってきてくれてありがとう。次こそは勝とうね』って 偉い人に楯突いた霞や曙を庇ってぶたれ殴られても謝って『君達の発言は正しいよ。でも聞く相手か見極めなきゃ馬のみみになんとやらだよ?』っていうだけだった 僕含め皆、提督が大好きだった。 このまま時が止まればなと思った。 鳥の沖島後 「アルバムと提督の日誌にファイル...みんなのは持ちきれない、か。...泣いてる場合じゃないね」 そして荷物をまとめ一将少佐の下に向かい編成されたんだ
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